概要
それまでのファイアーエムブレムでは杖を装備することはできてもそれで攻撃を行うことはできなかった。
しかし暁の女神では反撃限定だが攻撃ができるようになったのである。発売前にその説明のために序盤で唯一の杖使いであるローラが選ばれ、彼女が反撃を行うさまが公開された際には、彼女が果敢に杖で反撃を行うその姿が、「シスター系は攻撃できない」と思っていた多くのエムブレマーたちに衝撃を与えたとされる。表題はその様からいつしかそう呼ばれるようになったものである。
仕様詳細
杖には攻撃力は設定されていないので、純粋に力だけの値で攻撃判定を行う。しかし杖は総じて必殺率が高く設定されており、最上級クラスの杖ともなると100パーセント、つまり必ず必殺の一撃が出るのである。なお、反撃で杖の使用回数は減らないので安心していただきたい。ちなみに何故か杖レベルの上昇はこの反撃に寄るほうが早いという謎仕様がある。
さりながら、杖を使えるユニットは基本的に非力なので、ダメージを与えることは難しい…ただ一人の例外を除いては。
例外
その例外とはイレースである。ワユ曰く「めっちゃ力強い」(蒼炎での支援会話から)のがそのままユニット性能にも反映されていて、華奢な女性にしか見えないその特徴に似つかわしくなく、魔道士系では最上級の力の持ち主である。最上級職に昇格したイレースは杖を使えるようになるが、普通の杖を持たせて騎馬兵あたりを相手にしても十分な手傷を与えてくれる。
しかし彼女の真骨頂は杖レベルを上げて上級の杖をもたせたときである。ご承知のとおり必殺の一撃は通常ダメージの3倍であるので、追撃が出来れば通常ダメージの6倍を叩きだしてくれる確率は高い。つまり、高必殺率の杖を持った状態で10ポイント程度の杖反撃が期待できる状況で、且つ追撃可能ならば、直接攻撃を行う大半の雑魚敵は彼女の杖ポコの返り討ちに遭ってしまう可能性が高いのである。守備がそこそこの騎馬兵な正の使徒や鳥翼族系なりそこないあたりが餌食になりやすいだろう。
もはや杖ポコ(POKO)ではなく、杖ボコ(BOKO)である。
実際に「杖だけで」殴り倒している映像
16分5秒過ぎ。相手はなりそこない鷹
7分40秒過ぎ。相手はなりそこない鴉など2戦闘
2回目は一撃でしとめている
(なお冒頭でなりそこない虎ともやりあっているが、相手が硬すぎてあまりダメージが通っていない)