曖昧さ回避
- 『東方Project』の楽曲の一つ「少女が見た日本の原風景」のアレンジの一つ。
概要
または同人版におけるさつきルートのシーン名でもある。
枯渇の名の通り、結界を展開した空間内にある自然の魔力・マナを消滅させる。枯れていった魔力は使用者であるさつきに還元される事はなく、ただ消えゆくのみとなる。
魔力が生命線である精霊や、魔力で攻撃を行う魔術師にとって大きな脅威となる。無論、星(地球)の分身である精霊の真祖も例外ではない。(ただしアルクェイドは星のバックアップからエネルギー供給を増やす事で結界ごと消し飛ばせることを白レンの夢結界「真夏の雪原」との比較で語られており、こちらも同様の可能性がある)
大気の魔力をあまり使用しない相手には効果はないと解説されているが、エイプリルフール企画にて登場した際にはシオンの保有魔力を減少させており(曰く「身体から力が……魔力が抜けていく」)、この描写からマナだけでなくオドにも作用するのではという推測がある。
蒼崎青子によれば、力の使い方は下手くそだが、二十七祖に匹敵する才能がこの能力を発現させたらしい。
『Talk.』では大気中のマナの使用についてシエルは「ここは死徒アインナッシュが作り上げた固有結界。敵の世界に入っているのですから、世界からの恩恵は受け取れません」と語っている。これがアインナッシュの固有結界の効果だと思っているのか、枯渇庭園に限らず、固有結界には消滅させずとも相手のマナの使用を封じる効果があるのか、詳細は不明。そもそもアインナッシュは固有結界ではないかと考えられているだけで、実際は植物が幻想種に変化した『生きた森』でまったく別物であるのだが。
ファンの間ではその特性からサーヴァントキラーなのではないか、としばしば言われているが、公式で明言されたことはない。エイプリルフールにおいてオドが抜けるような描写もあったとはいえ、公式の設定説明ではマナの枯渇が主な説明のため、大体のサーヴァントには別に意味がないのではないか、というファンの意見も根強い。