桑田武

くわたたけし

神奈川県横浜市鶴見区出身のプロ野球選手（内野手、外野手）。

概要

(1937年1月5日 - 1991年1月21日）。

1958年の年末に大洋ホエールズと契約を交わし入団。

「4番・三塁手」を任され、1959年には新人選手としては歴代最高となる31本塁打を放ち、新人王にも選出された。

1961年には打点王を獲得して長嶋茂雄（読売ジャイアンツ）の三冠王を阻止した。打率.280、25本塁打の好成績を挙げている。

1964年・1965年は遊撃手で起用された。だが、慣れない守備位置のために2年連続でリーグ最多となる失策数を記録している。

1967年には対読売ジャイアンツ戦での12本塁打を含むシーズン27本塁打を放つが、守備面では不安から三塁手の松原誠に譲り、主に右翼手として起用された。

1968年は打撃不振に陥り、1969年に大橋勲とのトレードで読売ジャイアンツへ移籍。

1970年にはヤクルトアトムズへ移籍したがここでも安打を打てず、9月8日に黒い霧事件に関連するオートレース八百長に関与したことが判明し、逮捕される。同年現役引退。

引退後は一般人として過ごした。

1991年1月21日、くも膜下出血により死去、54歳没。