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お前らをぶっ殺してからな!


概要編集

金田一37歳の事件簿の最初の事件。歌島リゾートを舞台にした事件で全15話。

大人になったハジメの職業やその苦労、謎解きに積極的ではないシーンなど、金田一少年の事件簿との違いを教えてくれる。


あらすじ編集

ホテル『オペラ座館』はいまや歌島リゾートへと生まれ変わり、リゾート地となっていた。婚活パーティーの案内人を務める37歳の金田一と部下の葉山まりんは殺人事件に遭遇してしまう。

四度現れた怪人・ファントム……責任ある立場で苦労する金田一耕助の孫は全ての謎を解き明かせるのか?


登場人物編集

※近年の「金田一」では珍しく、事件関係者の苗字に当て字を使用しておらず、普遍的な苗字となっている。

  • 麻生早苗:27歳。看護師。巨乳でバスの車内でポロリした。胸に黒子がある。
  • 館林一樹-:37歳。一級建築士。チャラい性格。
  • 小野塚哲也:39歳。ガソリンスタンド経営。一番マトモだった。
  • 末次里菜:28歳。フリーアナウンサー。
  • 鈴木実:36歳。歯科医。
  • 桜沢楓:27歳。IT企業派遣社員で趣味で演劇もやっている。
  • 辻亜矢芽:30歳。声優。元はギャルゲもやっていた。
  • 星村のぞみ:32歳。薬剤師。

怪人『ファントム四代目』編集

利己と快楽目的の殺人鬼。歌島で起きた数々の惨劇を準えるように、パーティー参加者にその牙を剥ける。

事件の検証を進めていく内に、怪人の恐ろしい本性が明らかになる。

全く別のところで「貞操」を司る女神「アルテミス」という名前が判明する。


事件のキーワード編集

歌島編集

ハジメにとって最も因縁深い事故物件。現在ではオペラ座館の面影を残しておらず、全く新しいリゾート地として生まれ変わっている。


オペラ座の怪人編集

本事件の見立てにもなっている有名な作品。これまでは様々な形で見立てられたが、今回はミュージカル版のテーマが突如流れたり、現場に遺されたメッセージなどで見立てを行っている。


その他編集

ストーリーは原作者から言及があるように映画ジュラシック・ワールドを意識している。

  • かつて人が大勢死んだ島がリゾート地になっている。
  • 主人公とヒロインが島をリゾート地にした会社に勤めている。
  • 事件が起きてそれに対応する主人公とヒロイン。
  • 物語のラストでお偉いさんが派遣した自衛隊=海軍がやってくる。
  • 事件後は主人公と客らが全員、船で島を撤退する。
  • 事件の犯人を手引きしたのがあのヤバい天才であるなど。

オペラ座館こそなくなったが、またしても起きた惨劇には黒沢オーナーも「また歌島だよ!!」と叫んでいた。


余談編集

今回登場した事件関係者の中には、実在の有名人と同姓同名の人物がおり、麻生早苗は往年のセクシー女優と、鈴木実はニックネームが「世界一性格の悪い男」と呼ばれるプロレスラーの本名と同姓同名である。


関連項目編集

金田一37歳の事件簿 金田一少年の事件簿

高遠遙一 月読ジゼル 葉山まりん

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