概要
太古に起きた「光の洪水」により地上を追われ、『虚無の世界』に逃げ込んだ古の者達ー闇霊たちが永い時を経て集合した存在。
巨大な女体に根のような下半身を持つ異形であり、加奈江と岸田百合の顔を持つ。
現在の姿になる前は特定の姿を持ってはおらず長い眠りを続けていたが、夜見島の開拓計画により虚無の世界と人間世界との境界線が曖昧になりかけた影響で人間世界からの流れ物に接触するようになり、長い眠りから覚めかけるようになる。あるとき三上脩の母親である弥生の水死体が虚無の世界に流れ着き、そこから自分がいる世界以外にもう一つの世界があることを知り、その世界を奪うため弥生の顔を模し、分身である鳩を人間世界に飛ばし、好機を窺うようになる。
元が同じだが逃げた場所が異なる古の者達の別グループに当たる堕慧児は母胎に会いたい願いを持っているが、母胎は気にもかけておらず寧ろ｢自分の目的を邪魔しかねない存在｣と見做している模様。
鳩
母胎が人間世界に放った分身体。見た目は三上弥生のため日の光に弱いことを除けば人間と変わらないが、異性を魅了する力を持っている。SIREN2本編に至るまで4人の鳩を放っており、他は鳩の因子を受けたことで人工的な鳩になった者もいる。
鳩には母胎を復活させるための生贄である人間の男を連れてくるよう命じられていた。
