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『SIREN2』に登場する異形にしてラスボスの一体。

概要

夜見島にて言い伝えられる「地の裏側に逃れし者」の正体にして、大昔に発生した「光の洪水」により地上を追われ、『虚無の世界』に逃げ込んだ古の者達・闇霊たちが、永い時を経て集合した存在。とてつもなく強い霊力を持っており、島のコピーを丸ごと生み出してしまうほど(だが、不自然なところに家屋がある等、少々歪なものとなっている)。

巨大な女体に根のような下半身を持つ異形であり、加奈江岸田百合の顔を持つ。

現在の姿になる前は特定の姿を持っておらず、長い眠りを続けていたが、夜見島の開拓計画により虚無の世界と人間世界との境界線が曖昧になりかけたことで、状況が変わり始める。

この影響によって、人間世界からの流れ物に接触するようになり、長い眠りから覚めかけるようになる。そんな折、三上脩の母親である弥生の水死体が虚無の世界に流れ着き、そこから自分がいた現実世界に人間がいることを知る。このことから「地上を人間に奪われた」と解釈し、その世界を奪還するために暗躍するようになる。まずは自身の復活を目標とし、自身に弥生の顔を模した後、分身である鳩に使命を課し人間世界に飛ばすことで、好機を窺うことにした。

元が同じだが、逃げた場所が異なる古の者達の別グループに当たる堕慧児は「母胎に会いたい」という願いを持っているが、母胎は気にもかけておらず寧ろ「自分の目的を邪魔しかねない存在」と見做している模様。

母胎が人間世界に放った分裂体の呼称。母胎のことは「お母さん」と呼んでいる。元ネタはノアの方舟の逸話から。

 見た目は過去夜見島近海で溺死した三上弥生(本編の三上脩の生母)を模倣しており、日の光に弱いことを除けば人間と変わらないが、本物の顔は闇人同様腹部にある。弥生の美貌を活かして異性を魅了する力を持っている。

 母胎はSIREN2本編に至るまで何体もの鳩を放っており、初めから弥生の似姿と使命感を以て生まれた鳩もいれば、他にも妊婦の胎内の女児が鳩の因子を受けたことで人工的な鳩になった者もいる。この因子を植え付けられた女児は通常の鳩と区別して未覚醒鳩と呼ばれ、年頃になるまでは普通の人間として暮らしているが、大人に近い歳まで成長した段階で、突如顔が弥生のそれに変貌(覚醒)し、母胎復活の使命に突き動かされるようになる。しかし元は人間社会に慣れ親しんで生きた身の上故に、多河柳子のように「鳩の使命」と「人間としての情」の狭間で苦悩するようになる。

 彼女らは母胎から自身を復活させるための生贄として、人間(老若男女は不問。オリーブの葉と呼称するが本編で呼ばれる事は無い)を連れてくるよう命じられていたが、その鳩たちはそれぞれの事情もあり、母胎の強力な支配下にあり鳩としての意識が高い岸田百合を除いては、戻ってきた者は誰も居なかった。

本編における活躍

本編の時間軸に至るまで、夜見島周辺では29年前の「全島民失踪事件」、19年前の「ブライトウィン号消失事件」をはじめ様々な怪奇現象が起きていたが、いずれもこの母胎或いは鳩が関わっている。

そして本編の時間軸でも、夜見島に集まってきた幾人もの人間を、自らが身を置く異界に引きずり込んだことによって怪異が始まった。

その過程で、紆余曲折あって生贄となった三上脩を取り込んだことによって完全復活を果たし、本格的に地上奪還計画へと動き始める。コピーされた島の鉄塔が、異界と現実世界を繋ぐ存在であり計画の要でもあったため、計画を察知した一樹守木船郁子等と敵対しつつも鉄塔を目指していたが、誰かさんの不注意によって鉄塔を爆破されたため、計画が破綻してしまった。

それに怒り狂い、悪あがきとばかりに一樹たちに襲い掛かるも、自身を裏切った加奈江によって深手を負わされた挙句、最終的には一樹たちによって完全に倒された。

関連タグ

SIREN2 夜見島 異形

ラスボス だいたいこいつのせい

闇人:闇霊が人間の死体に憑依した存在。

堕慧児:第2のラスボス。

加奈江 岸田百合 多河柳子:鳩。柳子は後天的。他にも19年前に放った2体の鳩がいる。

概要

夜見島にて言い伝えられる「地の裏側に逃れし者」の正体にして、大昔に発生した「光の洪水」により地上を追われ、『虚無の世界』に逃げ込んだ古の者達・闇霊たちが、永い時を経て集合した存在。とてつもなく強い霊力を持っており、島のコピーを丸ごと生み出してしまうほど(だが、不自然なところに家屋がある等、少々歪なものとなっている)。

巨大な女体に根のような下半身を持つ異形であり、加奈江岸田百合の顔を持つ。

現在の姿になる前は特定の姿を持っておらず、長い眠りを続けていたが、夜見島の開拓計画により虚無の世界と人間世界との境界線が曖昧になりかけたことで、状況が変わり始める。

この影響によって、人間世界からの流れ物に接触するようになり、長い眠りから覚めかけるようになる。そんな折、三上脩の母親である弥生の水死体が虚無の世界に流れ着き、そこから自分がいた現実世界に人間がいることを知る。このことから「地上を人間に奪われた」と解釈し、その世界を奪還するために暗躍するようになる。まずは自身の復活を目標とし、自身に弥生の顔を模した後、分身である鳩に使命を課し人間世界に飛ばすことで、好機を窺うことにした。

元が同じだが、逃げた場所が異なる古の者達の別グループに当たる堕慧児は「母胎に会いたい」という願いを持っているが、母胎は気にもかけておらず寧ろ「自分の目的を邪魔しかねない存在」と見做している模様。

母胎が人間世界に放った分裂体の呼称。母胎のことは「お母さん」と呼んでいる。元ネタはノアの方舟の逸話から。

 見た目は過去夜見島近海で溺死した三上弥生(本編の三上脩の生母)を模倣しており、日の光に弱いことを除けば人間と変わらないが、本物の顔は闇人同様腹部にある。弥生の美貌を活かして異性を魅了する力を持っている。

 母胎はSIREN2本編に至るまで何体もの鳩を放っており、初めから弥生の似姿と使命感を以て生まれた鳩もいれば、他にも妊婦の胎内の女児が鳩の因子を受けたことで人工的な鳩になった者もいる。この因子を植え付けられた女児は通常の鳩と区別して未覚醒鳩と呼ばれ、年頃になるまでは普通の人間として暮らしているが、大人に近い歳まで成長した段階で、突如顔が弥生のそれに変貌(覚醒)し、母胎復活の使命に突き動かされるようになる。しかし元は人間社会に慣れ親しんで生きた身の上故に、多河柳子のように「鳩の使命」と「人間としての情」の狭間で苦悩するようになる。

 彼女らは母胎から自身を復活させるための生贄として、人間(老若男女は不問。オリーブの葉と呼称するが本編で呼ばれる事は無い)を連れてくるよう命じられていたが、その鳩たちはそれぞれの事情もあり、母胎の強力な支配下にあり鳩としての意識が高い岸田百合を除いては、戻ってきた者は誰も居なかった。

本編における活躍

本編の時間軸に至るまで、夜見島周辺では29年前の「全島民失踪事件」、19年前の「ブライトウィン号消失事件」をはじめ様々な怪奇現象が起きていたが、いずれもこの母胎或いは鳩が関わっている。

そして本編の時間軸でも、夜見島に集まってきた幾人もの人間を、自らが身を置く異界に引きずり込んだことによって怪異が始まった。

その過程で、紆余曲折あって生贄となった三上脩を取り込んだことによって完全復活を果たし、本格的に地上奪還計画へと動き始める。コピーされた島の鉄塔が、異界と現実世界を繋ぐ存在であり計画の要でもあったため、計画を察知した一樹守木船郁子等と敵対しつつも鉄塔を目指していたが、誰かさんの不注意によって鉄塔を爆破されたため、計画が破綻してしまった。

それに怒り狂い、悪あがきとばかりに一樹たちに襲い掛かるも、自身を裏切った加奈江によって深手を負わされた挙句、最終的には一樹たちによって完全に倒された。

関連タグ

SIREN2 夜見島 異形

ラスボス だいたいこいつのせい

闇人:闇霊が人間の死体に憑依した存在。

堕慧児:第2のラスボス。

加奈江 岸田百合 多河柳子:鳩。柳子は後天的。他にも19年前に放った2体の鳩がいる。

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