炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする
概要
漫画「鬼滅の刃」に登場する主人公・竈門炭治郎の心優しい人柄を現した言葉(せりふ)の一つ。
これは物語前半にある鼓屋敷編で、炭治郎の同期隊士・我妻善逸が発した台詞。
善逸は並外れた鋭い聴覚を持つ。相手から聴こえてくる音で人柄や心理状態すら読み解けるほど優れており、炭治郎からは今まで聞いたこともないくらい優しい音が聴こえるという。
その時の心象風景(イメージ)では、澄み切った水面と青空が浮かんでおり、清涼感ある心地良さが窺える。下弦の壱、魘夢によって見せられる夢の外側の世界である無意識領域では、海と青空が広がる、どこまでも広く蒼く透き通った世界だった。
アニメ版・那田蜘蛛山編第19話「ヒノカミ」の挿入歌及びED曲『竈門炭治郎のうた』では、歌詞の一部に『泣きたくなるような優しい音』と、善逸が劇中で言っていた言葉が挿入されている。