概要
レアリティブラックのエレメンタラー。
担当イラストレーターははっとりまさき氏。
人物像
極彩色に輝く物体を周囲に随伴させる、黒髪ツインテールの美少女。
手には日傘を持ち、露出度が高めの黒いドレスを身に纏うが、まだまだ可愛らしさの残る小娘といったところ。
それでいて立派な巨乳を持っており、なんとも蠱惑的な印象を醸し出す。
性格はツンデレであり、出会い頭に「あたしに何の用?混沌霊ぶつけるわよ?」と警戒心が強め。
性能
他のエレメンタラーの例に漏れず、トークンを使役するユニットになっている。
アビリティ『混沌霊使役』により、トークン『カオスエレメンタル』を使役。
コスト5で近接マスに配置することができ、2体までブロックし140の範囲内全ての敵に貫通攻撃を行う。
相手を選ばず、取り巻きごとダメージを通せるのが強みである。
さらに、被ダメージの10%分の味方全体のHPを回復させる特性を持ち、ブロッカーとヒーラーを兼任、毒や高熱地帯などのスリップダメージを受けるMAPでは自動回復役として機能する。
スキルは『混沌の渦動』。
自動発動で永続的に攻撃力が最大1.5倍に増加し、範囲内の敵に現HP10%の割合ダメージを与え、カオスエレメンタルのHPを回復させる。
これによりトークンの場持ちが良くなり、より敵のブロックと被ダメージ回復効果が見込める。
加えて高HPの敵に対する削りに貢献、特に強敵に対するダメージソースを期待できる。
なお、永続攻撃増加は初回発動時のみであり、使えば使うほど強くなるわけではないため注意。
その代わり、麻痺になっても攻撃力が元に戻ることはない。
第1覚醒
覚醒すると『エレメンタルマスター』に変化。
服装のデザインが変わる他、かわいらしいふくれっ面を見せるようになる。
アビリティが『上級混沌霊使役』にアップグレードし、それに伴いトークンが『上級カオスエレメンタル』にパワーアップ。
ブロック数が3、被ダメージ味方全員回復の割合20%にまで増加、覚醒前に担っていた役割を安定してこなせるように。
第2覚醒『エレメントチャネラー』
第2覚醒『神霊使い』
自身の射程範囲に関係なく、トークンにステータスが加算されるようになる。
これにより、配置に関するかなりの自由度を獲得し、後述するスキル覚醒の存在もあって、どこにでも置くことができる。
さらに、トークンに自動回復特性が追加され、場持ちがよくなった。
スキル覚醒
覚醒すると『カオスドミナンス』に変化。
配置から5秒後に自動発動し、効果時間無限で自身の攻撃防御が1.5倍、トークンの射程が1.5倍に増加、さらにトークン所持数+50される。
トークンの射程と加算値が上昇したのは嬉しいが、なにより所持数が50に増加したのは大きな変更点。
ほぼ弾切れを気にせず使い倒すことが可能となり、戦闘要員から避雷針、自爆覚悟のヒールボムとして幅広い運用ができるようになった。
所持数の暴力に任せた、敵のラッシュへの特攻や、ブロックリレー戦術もその気になれば不可能ではない。
ただし、麻痺などでスキルを止められると再発動に80秒もかかってしまう。
なお、再発動すると再び所持数を大幅に増やすことができるらしいが……
評価
光霊使いルフレに次ぐ二人目のブラックエレメンタラーだが、こちらの扱うトークンは近接主体なため地味な印象が拭えない。
トークンの特性上使い捨てる場面もあり、コスト節約がハイスコアに繋がる英傑の塔とは若干相性が悪い。
しかし、低コストとブロック性能で機敏かつ粘り強く立ち回り、被ダメージ回復効果によってサポート面で貢献してくれる。
貫通攻撃もそこそこ優秀であり、攻撃要員としても用いることも十分可能と、彼女なりの強みを持つ。
様々な役割を担える万能選手と言える存在であり、使い方次第では色々な一面を見せてくれる。
近年登場した統帥の塔では、コスト節約ではなく編成メンバーの圧縮がハイスコアの要であることも相まって、ブロック性能付きのトークンを複数配置できる彼女は相性がいい。
もし持っているのならば、ぜひ試してみよう。