「政さん……!」
人物
CV:水島大宙(TVアニメ)阿部幸恵(TVアニメ 幼少期) / 鈴村健一(ドラマCD)
埼玉に住み、磯野第八中学校の二年一組に通う極平凡な中学生。
夏休みに祖母が住む田舎の瀬戸内(香川県三豊市三尾町、三尾サンビーチ(※ )に遊びに行った際、海で溺れたところを人魚である燦(サン)に助けられる。その際「人魚の姿を人間に見られたら、どちらかが死ぬか、身内になる」という人魚の掟により選択肢を迫られ、燦と結婚することを選んだ。
彼のハーレム生活……とは見た目だけの修羅の道はそこから始まった。
昨今のラブコメ主人公にあるまじき不幸体質ゆえに、数々の災難と命の危機に見舞われることとなり、読者の同情と笑いを誘っている。
打てば響く作中トップクラスのリアクション芸人でもあり、特に顔芸の多彩さに定評がある。個性的な登場人物達に毎日のように振り回されているためか、普通の顔でいることじたいが珍しいくらいである。
なお、燦ちゃんという瀬戸の荒波に揉まれ続けたためか話を追うごとに心身ともにタフネスになっており、人間離れした成長を遂げていく。
燦ちゃんからの超音波攻撃を浴びても、全身打撲と鼓膜の破裂で済むくらいまで成長した。
周りから、そしてファンからは尊敬の念も込められて「エロ澄さん」の愛称で呼ばれている。
そんな波瀾万丈な中学校生活を送るエロ澄さんだが、彼自身は義理人情に厚い男である。
それなりに中学生男子らしく他の女の子に目が向いてしまう事も有るが、根っこの部分では燦ちゃん一筋、そして女の子を守るためなら
自身の社会的体裁がどれだけ暴落しようとも最後までかばい立てするなど、燦ちゃんの旦那にある意味相応しい漢の中の漢である。
……正当に評価された試しは数える程しかないが……。
だが同時期に放送されていたアニメに、あの男が居たためその漢っぷりは登場人物より視聴者に極めて高く評価されていた。
備考
※)リアルでの地名(ロケ地)では仁尾町の仁尾サンビーチ。ちなみに「勇者であるシリーズ(結城友奈は勇者である)」では讃州サンビーチとして登場した場所。
自律型超戦士
「特殊アビリティ」として「危険感知」「危険回避」「攻撃回避」、
更にアニメ版最終回では、燦ちゃんの歌無しで超戦士へと変身した。
銃弾を歯で受け止め、敵を数百メートル殴り飛ばし、魚人をも遥かに凌駕する超人的パワーを炸裂させるに至ったがそこまでのプロセスは不明。
なお最終回のラストは、姿は元に戻らず劇画風のまま終了した。