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源氏物語・葵・物の怪(げんじものがたり・あおい・もののけ)編集

  • ランク:C
  • 種別:詩歌宝具
  • レンジ:1~20
  • 最大捕捉:50人


「それでは僭越ながら……」

「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける――『源氏物語・葵・物の怪(げんじものがたり・あおい・もののけ)』


(意訳:葵に思いを掛けられなかった悲涙が、墨染めの喪服を淵(藤)の色に変えてしまった)


源氏物語』第九帖『葵』に記載された和歌。

息子・夕霧を産んだばかりの妻・葵の上が逝去した折に源氏(光源氏)が詠んだ、後悔の和歌。

葵の上の死因は、源氏の愛人であった六条御息所の怨みによるものであり、すなわち一種の呪殺である(余談だが、六条御息所は能面『般若』のモデルという説もあり、その呪怨は推して知るべし)。


───怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、キャスター・紫式部は対象の運命を悼む。


真名解放と共に詠まれた歌がある種の呪詛として働き、対象の滅びを招く。

基本的にはダメージ及び弱体効果を与える形となる。


ゲーム内での種別はArts。効果は【敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃〈OCで特攻威力UP〉&強化無効状態を付与(1T)】


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宝具 紫式部(Fate) 源氏物語 和歌

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