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人物

35歳。段はB級2組の7段。

長身痩身オールバックの男。

実家は千住斎苑という葬儀屋を営んでおり、家業を手伝えるように常に喪服を着用している。しかし、顔が不吉すぎるからか実家を継がせてもらえなかったらしく、長男であるが、家業は弟が継いでいる。

また、常に黒スーツなのは葬儀屋の仕事用に仕立てたものが余っているためとのことだが、真偽は不明。

「立てば不吉」「座れば不気味」「歩く姿は疫病神」と揶揄され、棋界一の疎まれ者と呼ばれている。その風貌とキャラクターから作中では『死神』と称されている。

その所以は彼の容姿だけでなく、対局相手の運命がかかった一局では神がかった力を発揮し、相手をきっちり敗北へと導くためでもある。更に、対局中に相手の顔をジロジロと覗き込む癖や時折小声で歌を口ずさむことがある。そのため対局相手にトラウマを植え付けてしまうことも少なくない。

棋風は、普段は掴み所がなく不安定だが、上述の様に対局相手の大事な一戦では脅威の力を見せる。また、一見無意味な手を指して相手の出方をうかがったり、相手を油断させる様な策を講じたりする一面もあり、からは「でたらめに強い」と表現されている。

しかし…

本人は「人間が大好き」と公言しており、彼が唯一「生きている」という実感を持つことのできる将棋を心から愛している。対局相手の顔を覗き込むのも、取り繕うことのできない極限で、あるがままの姿を見せる相手は愛おしく思ってしまうためである。トリッキーな手を指すのも相手の心を見たい気持ちの表れである。一方で、他人から疎まれたり誤解されたりすることに関してはあまり気に留めていないようだ。

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  • 衝立を挟んで向こうは

    10数年位前、いずれも奨励会員だった頃の島田さんと重田さん。 それと滑川さんの小話です。 歳も近いので、その頃からのなにかがあると面白いなぁと思ったので書いてみました。
  • 仮装より産まれ出でるもの

    大分遅れましたが、ハロウィンネタのお話です。 霊柩車、葬儀屋さんネタがあるので、苦手な方はご注意ください。 なお、作中で二海堂君の名前の元ネタに関して書いていますが、 本編等で明記されている設定ではありません。 ただ、同じ名前なので関係はあるかもしれないな…と、思っています。
  • 酒と宴とあと何か

    飲み会話。中身なんてそんなにありませんよ、たぶん。 B2メンバーも個性豊かですね。金髪に毒舌にエスパーに死神にナイスカット。 B2オールメンバー!と思いきや、幸田パパと入江さん忘れてました…。 メインは滑川さんですが、文章だけだとこの方普通にいい人に見える不思議!。
  • 甘い報酬

    ほぼ会話文の、将棋会館で隈倉と宗谷が鉢合わせする話。仮題が「くまちゃんと死神」でした。あらすじも死神がお菓子をもらうまでの話としか書かれておらず書き始めたときのテンションは阿呆としか言いようがないです。滑川さんのお話を拝見していてもたってもいられなくなった結果……です。どうしても隈宗にしたかった自分用。
  • (3月のライオン)二次創作短編三作

    内容は幸田香子さんメインと、滑川臨也氏メインです。 元々、一次創作と二次創作で登録を分けていたのですが、NL普通の恋愛物語傾向の強い内容が書き上がりましたので一旦一次IDの方に上げておりました短文3つです。 当時お読み下さり、コメントを頂きました方、ありがとうございました。
  • 盤上にのみ輝き

    最近滑川さんのお話をちらちらお見かけするような…しないような。 只のネタキャラかと思いきやのなかなか深い思考の方で、かなり好きです。 お顔力が凄いので、小話だとなにかちょっと物足りないのが弱点です。 滑川さんは宗谷さんの熱烈なファンらしいので、そういう小話を書いてみました。 色々な意味でギャップというものは…良いものです。 痛いのはちょっと飛んでくれました。おまじない、ありがとうございます。
  • 棋士たちの詩(うた)

    死神

    久々の”棋士たちの詩シリーズ”作品です。書いてしまった滑川臨也棋士。彼がある取材を受けています。短い話だし内容的には原作中の話や人となりをまとめてちょいと想像を絡めた感じかな? この短歌を見つけた時、「これ、滑川さん?」と思った。うん。そこから作った話。 ちなみに作者の歌人、釈迢空は号です。本名、折口信夫。国文学者で民俗学者でもあります。『死者の書』という書籍の著者です。(私は読んだことはありません)
  • これほど忘れぬ人は

    人の死がそばにあること。 滑川さんのお話です。 酒と宴~の小話に纏わるものですが、そちらを読まなくても読めます。 死に対してフランクかと思いきや、実際の滑川さんはかなり重く思われているようだったので、 軌道修正的な小話になります。本編様の彼のお話は…個人的にはとてもよかったです。 それと、今回から表紙を変更しました。フォトショスタンプぺたぺたしただけのものですが;。 小話率が高いので、デフォルトさんを使い続けるのも如何なものかと思いまして…。
  • 千駄ヶ谷蝋燭屋敷

    宗谷さんのお誕生日ネタその6ですが、今回宗谷さんはいません。 今回主にお祝いするのは、トップクラスの宗谷さんファンの滑川さんです。 タイトルが元ネタよりも不吉になりましたが、怖い話ではないと思いますww

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