『南総里見八犬伝』に登場する智の珠を持つ八犬士。
右肘から二の腕に牡丹の痣がある。
曖昧さ回避
このページでは、『南総里見八犬伝』に登場する犬坂毛野について解説する。
概要
犬坂 毛野 胤智(いぬさか けの たねとも)
下総豪族で大名の千葉氏重臣・粟飯原胤度の妾の子。
馬加大記の策謀により、胤度は討たれ粟飯原一族は滅ぼされたが、討手を避けた毛野の母は相模箱根の犬坂村に逃れ、寛正元年(1460年)に彼を生んだ。
母とともに女田楽の一座に入ったため毛野も女装で育てられ、旦開野(あさけの)と名乗っていた。
彼は、八犬士随一の策士と言われている。
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