概要
『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』に登場する、弱肉強食の世を悪魔と共存することにより生き抜こうとするディーバ教の影響下にあると思わしき、仲魔にできない悪魔に精神を乗っ取られているという種族「狂人」のDARK悪魔。
20世紀末の最終戦争によって廃墟と化し、数十年が経過した2036年の序盤フィールドである京浜地区の地上部に出現する、山刀で武装し緑色のバイクに半裸で乗っている、金髪のモヒカンに、不健康そうな紫肌のヒャッハー!な暴走族。
ポストアポカリプスな世界に馴染みすぎる敵であり、当時TVアニメ化もされ人気だった漫画『北斗の拳』(本作からグラフィック担当になった金子一馬氏は元アニメーターだったので、東映動画制作の本作に関わっていたのかも知れない)やその元ネタである映画『マッドマックス』の影響下にあると考察される敵悪魔であるが、次々と仲間を呼ぶという行動からわかるとおり、群れているという一点のみが強みのはっきりいって雑魚敵である。
倒すとカジノで遊ぶために必要なメタルカードを落とす。
ちなみに名前の元ネタは、おそらくイギリスのハードロックバンド「ディープパープル」による1972年発表の直訳では「高速道路の星」といわれる楽曲で、上位種として登場するインテリペリという敵(色替えモンスター)は早弾きで知られる1987年に結成されたヘビィメタルバンド「インペリテリ」を元ネタとしていると考察されている。
後者は中盤の「バエル城」に登場するが、比べものにならないほど強い難敵である。
なお、悪魔設定の鈴木一也氏主導でPC用に制作された『偽典・女神転生』においても登場しているが、こちらはオンロードバイクに乗ったしょけいライダーのデータ違いである。