本記事は、劇場アニメ『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の終盤における非常に重要なネタバレ情報を含みます。閲覧の際は御注意下さい。
概要
哭倉村において殺され踏み躙られ、窖に打ち捨てられた者達の怨念から生まれた妖怪。
映画本編の中盤から終盤に掛けて、その猛威を奮い、悍ましく強烈な印象を視聴者に与えた。
外見
本作では様々な種類の狂骨が登場するが、総じて上半身のみの骸骨の様な姿をしている。
※*炎の髪の狂骨…一般的な狂骨。青白い炎の様な髪を持っているのが特徴。物語の終盤、結界から解き放たれ、自身の炎で哭倉村の村人を焼き殺した。
裏鬼道の狂骨…赤髪にバイザーの様な目隠しと拘束具を着用した姿をしている。裏鬼道に使役されており、ゲゲ郎を苦しめた。「唵」と唱えると具現化する。後述の沙代の狂骨に呆気なく破壊・吸収された。
沙代の狂骨…長い黒髪が特徴の狂骨。沙代によって操られている。村での怪死事件の真犯人。物語終盤にその姿を現し、工場内の屍人達を吸収した。
屍人の狂骨…血液工場に囚われていた屍人が沙代の狂骨によって吸収されたことにより、幽体化した狂骨。物語の終盤、屍人の狂骨が前述の炎の髪の狂骨に進化したことから、この狂骨はまだ完全体ではなく、半狂骨の状態と思われる。またゲゲゲの鬼太郎第5期に登場した狂骨のデザインに近しい姿からオマージュと思われる。
龍賀乙女や長田幻治、裏鬼道を惨殺した。
龍賀時貞の狂骨…時貞の呪具によって融合させられた巨大な狂骨の集合体。般若を彷彿とさせる容姿が特徴。龍賀時貞によって操られるが、水木によって前述の呪具が破壊され、暴走した。龍賀時貞によれると、暴走すれば国ごと滅ぼすほどの力があるらしい。
正体
その正体は哭倉村で殺された幽霊族や幽霊族の血を摂取させられ飼い殺しにされていた人間達の怨念から生み出された存在。その怨念は凄まじく、ゲゲ郎は「数百年分の怨念により生み出された」と推測している。また、通常の狂骨は井戸に打ち捨てられた遺体から誕生するが、今作の狂骨はかなり特殊な経緯で誕生している。
関連タグ
目玉おやじ 鬼太郎 ゲゲ郎 鬼太郎の母 水木(鬼太郎誕生ゲゲゲの謎) 龍賀沙代 龍賀時貞 長田時弥
狂骨(表記揺れ)