王様(キングダムハーツ)
きんぐみっきー
あきらめちゃダメだ!
ディズニーキャッスルを治める王。
基本的に王様と呼ばれるが、本名はもちろんミッキーマウスである。
初代キングダムハーツの発売前後にミッキー主役のゲームが出る予定だったこともあって、元々は存在を匂わせるだけで一切登場しない予定だった。が、スクエニ側の粘り強い交渉によりなんとか出番が作れるようになり、ワンシーンだけの参加となった。
しかし同作の成功もあってか、以降はディズニー側もミッキーが本格的に出演することを承諾し、以降はよりキーパーソンとして活躍するようになった。
こういった経緯もあり、物語ではどうして王様が闇の世界を彷徨っていたのかという後付設定を盛り込む必要に駆られるようになり、過去編では主役級の扱いを受けることが増えた。ただしこういった裏事情もあってか、操作キャラになれたのは『Days』での隠しプレイアブルと『II』でソラが倒された時の助っ人参加という2つのみ。例外として『KHIII』のDLCがあるが、かなり制限がある状態であった。
実は王様という設定のミッキーは意外と少なく、この作品におけるミッキーは少し茶目っ気はあるが頼りになるベテランキーブレードマスターという立ち位置になっている。永遠のティーンネイジャーという設定ではあるが、本作では王様らしくソラ達を導く大人としての顔を見せる。
『II』では自身の指示に従わず、仲間達のために戦い続ける選択をしたソラ達に、怒ったような態度を見せつつも、寛大に許したうえ、その意思を尊重してともに戦う選択をするなど、懐も器も大きい。後付ではあるが、後の作品では修行中の身でありながら、アンヴァースのことを聞きつけたことで居ても立っても居られなくなって討伐の旅へと向かっており、そこにソラ達の姿と自分を重ね合わせたのかもしれない。
ドナルドやグーフィーとは王と従者という関係であるが元々は親友の間柄にある。よってドナルド達は敬語で話して敬うが、王様は友人に頼み事をするように親しく話している。
初代KHでは手紙だけを残してどこかへ去ってしまい、ドナルドやグーフィーによってずっとその消息を探られることとなる。
ラストシーンで、闇の扉を閉めるために現れ、両側から鍵をかける。
以降は闇の扉を一緒に閉めたリクとともに行動をともにすることが多くなり、ソラにおけるドナルドとグーフィーのような友情を結んでいくようになる。
『II』では『COM』で手に入れた狭間の者のコートをしばらく着用することになるが、後半からはオリジナル作品におけるミッキーのパンツスタイルをモチーフにした衣装に身を包むようになる。『II』においてグーフィーが戦死したと早とちりして怒った際の「許さない……!」は普段の作品では見せない本気の怒りであったこともあり、ディズニーファンの間でも有名である。
件のシーンは1分25秒から |
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それ以外にもソラに負けず劣らず多くの衣装を見せており、本編での活躍もディズニー側の主人公と言って差し支えない。
通称キングダムチェーンD。ソラのキングダムチェーンとデザインは同じだが、刀身と持ち手の部分の色が入れ替わっている。
ソラの装備としても登場した。修行時代からしばらくはこのキーブレードを使用していた。
- キングダムチェーンW
『KHII』で傷んだダークサイドを強化したもので、見た目はダークサイドとスターシーカーを折衷したものとなっている。ダークサイドと異なり正式名称は不明。