概要
野球、ソフトボールにおいて投手が投げる球は、次のような要素で種類が決まる。
マグヌス効果
投手が球を投げるとき、多くは回転がかかっていて、その回転が揚力を生み出す。
このことを『マグヌス効果』と呼ぶ。
投手が回転をかける速さと向きを調整することで、投手の手から離れた球は打者の近くへ行くまでに球筋が変化する。
空気抵抗
投手の手から離れた球は空気抵抗で速度が下がり、重力の影響によって球が下へ落ちていく。
球種の一覧
野球
直球
変化球
不正なもの
公認野球規則の6.02c(6)に不正な球種について明文化されている他、公認野球規則6.02c(7)では投手が異物を身体につけ、所持することを禁じている。
どちらかと言えば、『競技球を不正に加工する行為』である。
- シャインボール - 何かで擦ってつるつるにした球。公認野球規則6.02c(3)で、このような球を作り出す行為が禁止されている。
- スピットボール - 唾液等、滑りやすいものを塗り付けた球。公認野球規則6.02c(1)及び6.02(4)で、このような球を作り出す行為が禁止されている。
- マッドボール - 意図的に泥を塗り付けた球。公認野球規則6.02(4)で、このような球を作り出す行為が禁止されている。
- エメリーボール - 意図的に傷つけた球。公認野球規則6.02(5)で、このような球を作り出す行為が禁止されている。
ソフトボール
- 直球
- ライズボール
- ムービングファスト
- スライダー
- カーブ
- シュート
- シンカー
- チェンジアップ
- ナックルボール
- ドロップ