CV:藤原啓治(第1期第24話まで) / 三上哲(第3期から)
『Dr.STONE』本編とBoichiが単独解釈で描いたスピンオフ作品『Dr.STONE_reboot:百夜』の設定とではやや異なる。
概要
石神千空の父親(養父)にして、石神村の始祖だとされている人物。千空が幼い頃から科学の道を進むことを様々な形(愛車を売ったりして等)でサポートし続けてきた。
長年宇宙に行くことを夢見ており、千空たちの協力もあり遂に宇宙飛行士として宇宙に到達するがその間に全地球規模での人類石化現象が発生してしまう。ISS(国際宇宙ステーション)に滞在していたことで難を逃れた百夜含め『人類最後の6人』は地球に帰還、石化後世代の人類の最初の祖先となる。
こういった経緯もあり千空たちが復活した時代には既に故人だが、いつか息子が復活して文明を復興させることを確信していた百夜たちは子孫たちに生存に役立つ知識を分かりやすく伝える百物語や千空へのメッセージを記録したレコード、そして老いた後もひたすら砂金やプラチナといった金属を地道に集める(このプラチナが時を経て千く空に渡り、彼等の石化装置大量生産装置の重要パーツとなった)など、科学文明のキーである様々な形で未来へと贈り物を残してくれていた。
関連タグ
Dr.STONE ドクターストーン Dr.STONE_reboot:百夜
関連キャラクター
- ハク(うたわれるもの)
- 声優(初代)が同じことに加え『全人類規模の状態変化系の災害を半ば偶発的な要因で生き残り、その後の時代で数少ない人類の生き残りとなった』など似ている部分がある。
ネタバレ注意!
本誌終了後に刊行された27巻で、まさかの数千年を経た生存エンドが示唆された。
千空らが作成を進める、石化装置ことホワイマンを利用したタイムマシンについて、装置そのものと放たれる石化光線のみが時間移動可能と知ったホワイマンは、バラバラの思惑で動く人類をまとめるために石化光線をモールス信号の要領で放ち、百夜を偽って時空を超えたメッセージを伝える芝居を打った。
その非情ながらも合理的な目論見は成功するも、千空、龍水、クロム、ゲンの4人が真相を見抜いたことから、心情回路をONにして本来の人格を発現させたホワイマンはその謝罪として、タイムマシンが完成した暁には本当に石化光線を過去の宝島に送り、過去の百夜を石化・保存することを約束。
その後ゲンが百夜は本当に石化していれば宝島に石像状態で埋葬されているだろうと推理、宝島にある先祖の墓から一つの石像らしきシルエットが発見されたところで、物語の幕は閉じられた。