もしかして:フックブックロー
概要
日本の風物詩の一つで、年末もしくは元旦に販売を開始する「中身は一つのテーマに統一した商品である事以外は極秘の袋」の事である。
客の出入りが激しい量販店がよく売っているが、日本Appleのように企業側が公式で福袋を販売している店もある。
売る店によっては日本版ロシアンルーレットにもなるし、中身が極秘という利点を利用した最強の在庫処分手段にも使われる。
一般的には人気商品or最新商品+売れ残りの組み合わせが多いようだが、売れ残りだらけの福袋をつかまされた客からは鬱袋と蔑まれることも多い。
特に衣類系の場合はそもそもサイズが合わないというケースも多く、中でもラージサイズ体型の人であれば尚の事である。
一方で食品系に関しては、期間限定商品を処分価格で入手できる場合があるため、好き嫌いのない人にとってはお得な買い物となる傾向がある。
最近では事前に福袋の中身を公開したり、衣料品など従来の"モノ"ではなく、イベント("コト")に参加できる体験型の福袋を販売する店舗が増加している。
2020年代になると、とあるゲーム実況者の影響でクソゲーを詰め合わせた「クソゲー福袋」なる福袋が家電量販店や中古ホビーショップで売られるようになった。基本的にはプレイする価値の薄いゲームばかりだが、昨今のクソゲーバブルのおかげで投機商品としての価値はある。