概要
merryhachiによる百合漫画。コミック百合姫で、2014年1月号(同年年11月18日発売)から2020年6月号(同年4月17日発売)まで連載。全9巻。いわゆるハーレムものの設定を踏襲しつつ、主人公は女性という、いわば百合ハーレムものである。
また、そうした作品にありがちなラッキースケベも多い。
ヤンキー女子高生・冬乃つぼみが、本編とは逆に立花館に入るはずだったのが、手違いで橘館に入ることになった…というスピンオフ「橘館Ce・Lebらいふ」もある。「ニコニコ百合姫」2015年10月号から7話まで更新されたあと、pixiv百合姫で2017年8月8日から1話から更新が始まり、2019年11月28日まで連載。全1巻。
ストーリー
高校に進学し、「橘館」という寮に住むことになった夏乃はなび。
しかし、漢字違いで「立花館」というへんぴなアパートに住むことになってしまい…。
登場人物
ショートヘアのボーイッシュな女の子。このみと幼い頃、となり同士だった幼なじみ。
メインヒロインの1人。幼い頃、はなびの近所に住んでいた幼なじみ。ツンデレ。
メインヒロインの1人。はなびと同じ日に立花館に入居してきた。クール。何かとは言わないが、色々と大胆。
立花館の管理人。このみの姉。妹とは似ても似つかぬ、母性豊かな人物。
社会人。はなびたち3人を、弄りまくって楽しんでいる。というか、3人の修羅場になるのはだいたいこいつのせい。
居酒屋で絡まれているところを、優に助けられる。酔った勢いで契約し、「立花館」に入居させられる。
立花館の番犬。目が隠れている。散歩は住人が交代制でやっている模様。
関連用語
立花館
田舎のへんぴな場所(ただし、歩けるくらいの距離にコンビニはある)にある、ボロボロのアパート。管理人は幼なじみの藤原依子。住人は6人で全員女性。建物は瓦屋根で、縁側も備えた和式の建物。部屋の多くも和室。
トイレは洋式だが、旧式のもの。
橘館
はなびが入るはずだった寮。高校付属の寮。スピンオフ「橘館Ce・Lebらいふ」の舞台。
アニメ
2018年春でアニメ化。5分間のショートアニメとしてTOKYO MX、BSフジ、AT-Xなどで放送された。
EDのあとに一迅社のCMが挿入されるが、半ば本編の楽屋ネタ、あるいはCパートのようなものになっている。
スタッフ
原作 | merryhachi |
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連載 | コミック百合姫(一迅社刊) |
総監督 | ひらさわひさよし |
チーフ演出 | つしまゆりか |
キャラクターデザイン | 花井柚都子 |
美術監督 | mame |
撮影監督 | 林幸司 |
音響監督 | ひらさわひさよし |
音響制作 | Cloud22 |
シリーズ構成・脚本 | WORDS in STEREO |
アニメーション制作 | Creators in Pack/スタジオリングス |
エンディング・テーマ
余談
舞台は恐らく、(少なくともアニメ版は)埼玉県の秩父地方と思われる。なお、埼玉県は作者・merryhachiの出身地でもある。
外部リンク
関連タグ
To LOVEる -とらぶる-:元ネタとおぼしき作品
僕らはみんな河合荘:シチュエーションに類似点が多い