曖昧さ回避
概要
日本の明治時代に確認されたUMA、もしくは古代中国の地理書『山海経』にその記述がみられる怪魚の一種。それぞれの解説は次の通り。
UMAとしての竜魚
明治6年(1873年)の3月7日に茨城県多賀郡大津浜(現材の北茨城市)で初めて捕獲されたとされる怪魚。
日本のUMAなので英語でもRyugyoと表記する。
記述によれば全長が8尺(約2.4m)、頭部に五三桐、背筋に葵の紋、万年鶴、揚羽蝶(あげはちょう)などの文様が浮かんでおり、体の左右に波長の形状をした鱗が並んでいたとされており、その姿から吉祥魚とされて茨城県が上覧されたといわれている。
なお、目撃例はこの1件のみではなく、同時代の新聞にしばしば類似ずる魚の出現が報じされているらしい。
ちなみに正体はチョウザメではないかといわれている。
関連タグ
妖怪としての竜魚
古代中国の地理書『山海経』の1つ、「海外西経」に記載される怪魚の一種。
中国語ではロンユィ(Longyu)と呼ぶ。
記述によれば沃野の北面に生息しており、水中は勿論、三陸でも棲む事ができるとされ、その姿は一般的な鯉、別の言い方をすればハゼの様であったとされ、神聖の人(仙人?)が高大な原野を漫遊する為の乗り物として活躍していたという。