Rangers lead the way(レンジャーが道を拓く)
概要
第75レンジャー連隊(英称:75th Ranger RGT)とは、アメリカ陸軍の精鋭歩兵部隊である。
歩兵部隊だが、優秀な隊員を集中的に配備することで特殊部隊としての側面を併せ持ち、通常戦闘と特殊作戦の両方を遂行できるという異質な部隊である。
部隊は連隊本部、3個レンジャー大隊、特別任務大隊など約2500名で構成され、特殊部隊の割には部隊規模が大きいのも特徴。
一方で、上級部隊は特殊作戦部隊を管理するアメリカ陸軍特殊作戦コマンドであり、特殊部隊の支援を担当することがある。
このため、“準特殊部隊“としても扱われる精鋭部隊である。
即応部隊の側面もあり、常に1個大隊が18時間以内で世界中に展開できる柔軟性を持つ。
しかし、そのために機動力を重視したことで部隊の保有火器は比較的軽武装であり、重火器はFIM-92スティンガーやFGM-148ジャベリンなどの携行可能なミサイルや、空輸が可能な120mm重迫撃砲などがせいぜいである。
後方支援能力も非常に限定的で、固有の輸送力はほぼ皆無であり、補給品の備蓄も5日分のみで、長期間の作戦行動では他部隊からの支援が必須とされる。
これらの特徴もまた、連隊が通常部隊と特殊部隊の両方の顔を持っているがゆえと言えよう。
創作品では『CoD:MW2』や『ブラックホーク・ダウン』(※後者は現実で実際に起きた戦闘が作品のベースになっている)など、複数の作品で登場している。
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