サンダーリアライズ!!
概要
聖龍機マルスドラグーンによって白金のハルバードに組み込まれた実体化記憶によって発動される雷龍大系(サンダーシステム)の最終奥義。大地を割りながら姿を現し聖龍城、戦車形態、そしてマルスドラグーンと合体しロボット形態の「聖龍巨神ドラグーンパレス」に変形する。いわゆる基地ロボ。
そのサイズはマルスドラグーンが手のひらサイズという巨大さで、SDガンダム外伝全てに登場した機兵中トップクラスの大きさである(元祖SDガンダムでも凄く大きい)。巨大を活かした圧倒的パワーと火力を誇るまさに雷の一族の最終兵器である。
ザンスカール族との最終決戦でスペリオルドラゴンSRや精神騎士達の援護を受けた聖竜騎士ゼロガンダムの手で現代に復活し、嵐暴機神ストームサンに大打撃を与えるが、一瞬の隙にしがみつかれ空へ舞い上がり、内部に大量のバイスタランチュラを送り込まれるが、プラズマドラグーンを発動したゼロに全て撃破された。
余談
実はドラグーンパレスは量産機である。
嘗て黄金神スペリオルドラゴンと古代神バロックガンがスダ・ドアカワールドの守護神の座を巡る争いの際、龍使いの一族は黄金神側に味方して戦っており、当時ドラグーンパレスは艦隊を組んで古代神勢力と戦ったのである。この戦いで艦隊は壊滅し、現存しているのは一機のみである。
かつてキングガンダムI世が戦った敵「総統の尾」は、ドラグーンパレスの残骸にスダ・ドアカに墜落したフューラーザタリオンの力が注がれて生まれた存在であった。
その昔、伝説の聖騎士の手によって、神話の時代より伝わる本機の技術を白金のハルバードに合わせたサイズに圧縮し、ドラグナージークが編み出した雷龍剣を操作系に組み込み作り上げられたものが龍機ドラグーンである。
なおパロディに定評のあるSDガンダムシリーズだが、赤の星の量産戦艦ロボットよりもこちらのほうが先である。
ただ、量産機である事が設定されたのは、新約SDガンダム外伝が始まってからなので、設定のモチーフの参考になった可能性はあるかも知らない。