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演者一覧編集

CV:吉野裕行笠間淳(1話登場の別個体)、永野善一(BLACKの個体)

舞台版演者:馬場良馬/実写映画版演者:片岡愛之助


概要編集

『はたらく細胞』に登場する肺炎球菌をモチーフとしたキャラクター。

特撮ヒーローものの悪役のような風貌で、紫色を基調としている。両手の鋭い爪や頭部の触覚部分を自在に伸ばして攻撃してくるほか、莢膜を目くらましや防御に使ってくる。

第一話に複数が白血球に倒されるが、生き残った個体には少々ドジなところがあり、肺に向かう必要があるのに腎臓に降りていたり(つまり迷子)、莢膜の使い方を白血球が漏らすまでわかってなかったりした(白血球が赤血球に莢膜について語っているが、これは肺炎球菌が知っていると思ってのことだったと原作で描かれている)。


活躍編集

第1話に登場。血管内皮細胞を破って派手に登場したが、直後に駆け付けた白血球たちに大半を駆除されてしまう。生き残りは途中遭遇した赤血球の荷物に紛れ込む形で肺に辿り着くが、レセプターの反応により白血球が気付き、彼と交戦する。莢膜を盾に使うことで白血球の接近戦を封じるが、気管支に誘われてくしゃみ1号に放り込まれ、最終的に体外に放出された。


原作4話(アニメ第2話)では、彼の兄と思われる肺炎球菌が黄色ブドウ球菌の手下として登場し、弟のツメの甘さを黄色ブドウ球菌や仲間の細菌にツッコまれ憮然としているが、直後に白血球に倒されてしまう。


また、『はたらく細胞BLACK』1話などの各スピンオフ作品でも登場している。

『BLACK』『はたらく細胞LADY』登場時は台詞を喋らず、前者では赤血球達を直に食い殺す描写があるなど怪物的な表現がなされるなど、本編以上に異形の存在として描写されている。

余談編集

肺炎球菌のカラーが紫色なのは、元ネタである細菌がグラム染色法という細菌の染色方法で陽性反応を示し、紫色に染まるからと考えられる。


『はたらく細胞』本編において、基本的に逃げる事が多い赤血球を追い詰め、彼女を負傷させた(細胞的な言い方としては『溶血しかけた』)数少ない細菌の一種である。


関連タグ編集

細菌 肺炎球菌

はたらく細胞 白血球(はたらく細胞) レセプター

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