概要
元は昭和の任侠映画などで、敵対組織に単身で乗り込む際に使われた手法。
場合によっては腹だけでなく全身にダイナマイトを巻きつけていることもある。
とりあえず敵対組織の建物内部や人員の近くに乗り込んでしまえば、自爆をちらつかせることで相手はヘタに手を出せなくなり、交渉や脅迫の一助になる。
腹に巻く理由としては服の下に隠して相手に気づかせにくくして肉薄しやすくすることや、両手を空けておくことで別の武器を使用できるようになることだと思われる。
ただし、腹マイトの最大の目的は相手への脅しであり、相手との交渉に成功すれば自爆する事は無い。
火をつけて相手もろとも自爆する事は交渉が決裂した時の最後の手段である。
近年
近年の創作では使用される例は減っている。現に、『とある科学の超電磁砲』では腹マイト作戦を取ったキャラクターに対して、「いつの時代の方ですの?」とツッコミが入っている。
時代の流れとして、ダイナマイトの入手が困難になっていることなどが原因として挙げられる。
一方で、『クトゥルフ神話RPG』や『鋼の錬金術師』、『ONE PIECE』などで、本来の目的とは違い、敵も道連れに決死の自爆攻撃をしている。