アドヴェント「αから始まった世界は、本来なら、この世界でΩとなって終焉を迎えるはずが、少しのきっかけでZへと変容した」
「至高神Z…。一度、世界を終わらせる神の名前として、これほど相応しいものはないだろう」
概要
第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇のラスボス機。
御使いが崇める人造神・至高神ソルを、アドヴェントが自らのやり方で再臨させた「終焉を看取る神」。
「Z」の名は「古き世界の終焉を見届ける者」という意味で名付けられた。
ソルを構成していた神器のうち、
- 「核」のヘリオース
- 「抜け殻」のプロディキウム
- 「残り火」の黒い太陽
- 「心の欠片」たるスフィアのうち8つ
を集め、不足しているスフィア4つを怒りのドクトリン、哀しみのサクリファイ、楽しみのテンプティ、アサキム・ドーウィンという「永遠の存在」4人分によって補うことでカオス・コスモスに顕現した。
6枚の翼を持った、竜のような蛇のような意匠を持つ異形の人型と言うべき姿をしており、シュロウガとアスクレプスの意匠が強く出ている。
両肩・両足の付け根にスフィアを収めるスロットが存在するが、このうち4つは空白になっている。
「存在しようとする力」と「消滅しようとする力」を両方とも操ることによる事象制御のレベルはまさに桁違いであり、無から有を創造する、因果律を逆転させるなどは朝飯前。
さらに疑似スフィアと対応するリアクター、搭載機となるゼル・ビレニウムをあっさりと作り上げ、銀河を片手間で消滅させるなどの権能も持ち、真化融合による攻撃以外は何も通用しない。
しかし、命の意味を忘れた御使いであるアドヴェントは本当の意味で至高神Zと一つになれておらず、また元のソルは真化融合を果たしていたうえ、その心の中核となる「いがみ合う双子」が欠けていたことから、至高神としての本来のポテンシャルを発揮できてはいない。
さらに、決戦の最中、アサキムと黒の英知を取りこんだことが裏目に出て、「人として死ぬこと」を願い続けたアサキムに呼応したことで絶対だった組成が崩壊している。
最終的にはZ-BLUEの前に敗れ去り、改心したアドヴェントによって多元世界の人々全ての願いを受けとめる器として使われた後、AGと共に「消滅しようとする力」を因果地平の彼方へ運び去った。
しかしそれで消滅したわけではなく、Zシリーズの宇宙が終焉を迎えた後、新生した宇宙であるスーパーロボット大戦30の宇宙(の並行空間)にアドヴェント共々漂着。
力の大半を失いすっかり弱体化していたが、ドライクロイツとの激突を経て復活を遂げている(その後のアドヴェントは観察者に徹しているため、その権能を振るう機会はない)。
至高神ソル
至高神Zの本来の姿にして、かつて惑星エス・テランにありし新たなる太陽。
その正体はZシリーズ・OGシリーズにおいて「太極」と呼ばれていた存在であり、御使いが次元力を扱うためのシステムとして作り出した人造の神である。
カオス・コスモスにおける1億2000万年前、天の川銀河の太陽を変換して建造された神であり、御使いの意志に応じて次元力を引き出し、制御する。
御使いの絶対的な力と権威の根拠となっており、同時に崇拝の偶像としても使われていたが、長い時間の果てに自身を構成する霊子と共鳴、真化融合を果たし自我を獲得。
結果、ソルは自身を生み出し思うがままに使い倒し、高次元生命体としての在り方を完全に曲解した御使いに愛想をつかし、そんな彼らに使われる自分の存在に嫌気が差したことで自殺を選択。
己の存在を複数の要素に分割し、カオス・コスモスを飛び出して多元世界に散らばってしまった。
分割された要素のうち、「核」と「抜け殻」はそれぞれヘリオース、プロディキウムという神器として再構成され、「残り火」はエス・テランにともされ御使いの力の源たる「黒い太陽」となった。
芽生えた「心の欠片」は12のスフィアとなって多元世界を流浪、「記憶の欠片」は黒の英知となって多元世界に降り注いだ。
そしてソルの意志総体、つまりソル本人は、世界を流離った末に御使いとの戦いに敗れた者たちが次元のはざまに築いた箱庭・パラダイムシティに到達。
クリエイターであるエンジェルを介してZEUTHやZEXISとコンタクト、御使いを打倒する力を探すことになった。
同時にゴードン・ローズウォーターの意識に干渉し、未来へ向けたメッセージとして「メトロポリス」を執筆させている。
自身の代行者となったエンジェルを介して人類を見定めていたが、最終的な交渉の相手であるロジャー・スミスとのネゴシエイションにより、人類に全てを託すことを決断した。