プロフィール
人物
アホな娘に振り回される苦労人に見え、実際彼女なりに家族のことを大切に想ってはおり、一応、日常では本性を隠してどこにでも居る主婦として振る舞うだけの礼節や演技力は備えている。しかして、その実態は計算高く欲望に忠実、時に目的のためには手段を選ばないこともある性質の悪い利己主義者で、普段は上述の通り猫を被っているが、いざとなれば自身の強欲振りを恥ずかし気もなく公言するほど厚顔無恥であると、なんともハチャメチャな性格の持ち主。
自分の老後…もとい娘の致命的なアホの子っぷりを憂うあまり(自身は娘と違って一般常識は理解している描写がされている)、阿久津明を何が何でも娘と結婚させようとしているため、隅野さやかや風紀委員長など娘の女友達を必要以上に警戒しており、時には周囲の目を気にせず力ずくで排除しようとしたり、明の前で恥をかかせようとしたりと非常に大人げない行動に出るため、明から娘ともども鉄拳制裁を食らったり軽蔑の眼差しを向けられたりしている。よしこを慕っている龍一から「最低」、雑誌掲載時の人物紹介ではゲスと評されている。阿久津家の母や明の妹の瑠璃にはうまく取り入っている模様。だが、その122で明とよしこを始末する相談をしているのを聞かれてしまい、その後はどうなったかは不明。
「下着を見ればその女の本性が分かる」が持論。
家族関係
旦那は単身赴任中で、月に一度しか家に帰ってこない。ゆえに、よしえにとっては月に一度の旦那のご帰還が(いろいろな意味)楽しみ。その旦那は明をして「何でこんなまともな人からあんなアホが生まれたんだ!?」と言わしめたほどの真人間(旦那の頭が悪かった場合を考慮すると両親の短所が似てしまったと考えれば有り得ない話ではない)であり、よしこがどうしようもなくアホなのは十中八九このクレイジーな性格のオカンの遺伝である。
ちなみに、旦那との馴れ初めは手錠で拘束した上で初めてを奪ったらしい。
年齢は40歳手前のアラフォーで、「ババア」と言われるとブチ切れる。
娘同様身体能力が高く、ヤンキーの黒崎龍一を片手で投げ飛ばし、一方的にぶちのめすほど腕っぷしも強い。
野暮
よしこと明が高校生でいる期間が彼らを結婚させる最後のチャンスと見做している様である。だが、作中での行動から明を狙っている理由は消去法に近く、それなりに高く安定した収入の有る人間なら誰でもいいと思っている。上記の様に作中の時間が進むのと娘のライバルである風紀委員長の強い想いを理解するに連れて焦り、行動もエスカレートしていく、委員長を凶器(棘付きムチ)で痛めつけようとしたり、電車で痴漢の冤罪を仕組んで罠に嵌った人間によしこと結婚する様に脅したりとゲスの名に相応しい行動をしている。仕舞いにはよしこを自身の貯金である100万円で明に売ろうとまでしている。それ以前によしこの世話を隣人というだけで赤の他人である明に無料で行わせるのは正直に言って酷である。主人公の世話を焼く幼馴染というのは大半は主人公と愛情又は友情で結ばれている物であり、明にはよしこに対してそういう物は無い。正直、よしこの様な人間の相手は仕事でない限り、大半の人間はしないだろう。現実的な観点から明はよしえに給料、損害賠償、慰謝料を要求しても不思議ではない関係である。