プロフィール
人物
ものすごく頭の弱い高校生。その弱さは、テストで全教科0点を取ってしまい(それもマークシート形式。しかも自慢しているフシがある)自分の名字の漢字すらど忘れしてしまうほど。高校に入れたのはまさに奇跡としか言いようがない。頭の中は根拠のない自信と的外れな思い込みで溢れ返っており、他者との会話さえまともに成立しないレベルのアホである。
好物はバナナ。作中でもしばしばネタにされる。バナナを馬鹿にする奴は許さない。
頭の弱さとは反比例するかのように、数十km(電車で数時間)の距離を走り続ける・素手で野生動物を狩る・メジャーリーガーでも打つのが難しい球を投げる事が出来る・3日3晩かくれんぼをし続ける・バナナを侮辱した不良グループを1人で殲滅する等々身体能力は高い。
また『好きな人には常に一番綺麗な自分を見て欲しい』とのことから髪や肌の手入れを欠かさない上に料理や裁縫もできるなど『無駄に』女子力は高い。
阿久津明に幼い頃からしつこくアプローチしては拒絶されているが、懲りる様子が微塵もない。
アホなのは間違いないが、誰に対しても物怖じせず勢いのある言動で詰め寄るせいか、人を乗せたり扇動する力は無駄に高い。しかし先述の様に無駄に高いため、乗せられた結果が過剰に暴走に至らしめる場合の方が多い(稀に相手に対して良い結果が訪れる場合も存在する)。容姿は近所の子供達曰く「いいとこ、中の下」らしく、明にもバナナを食べて恍惚としている時の表情を「キモい」「きったねー顔」と評されている(作者曰く「普通の感覚」)。だが、容姿を含めて客観的に自分を見る知性が無いので周囲の女性(さやか、栄村、瑠璃)よりも自分の方が可愛いと思っている。
この手の女性キャラクターは大抵の場合は性格を補える程度の容姿をしているものだが、彼女は容貌で好感を持たれるタイプではない。他のクラスメイトからは無視されたりあからさまな敵意こそ向けられている描写は無いが、クラスの厄介者として扱われている。ちなみに明に付き纏っている理由は幼い頃に彼の家で食べ物をねだった際、明にバナナを貰い、その味に感動した事で「自分の事が好きでこんな美味しい物をくれた」と思い込んだ事が原因である。つまり、よしこの好きな明は彼女の頭の中に存在する「自分の事が好きでバナナをくれるあっくん」である。「根拠の無い思い込みで自分に付き纏う外見も性格も魅力を感じない異性」こう書くと唯の性質の悪いストーカーである。
はっきり言ってとてもギャグでは流し難い実害を多く及ぼすため登場する作品によっては悪役でもおかしくないキャラクターである。性質の悪い事に作中で弱点(あっくん達の逃げ道的な意味で)が見当たらない事も厄介さに拍車を掛けている。
なお、花畑家と阿久津家は隣同士で、父親は単身赴任で不在がちのため、普段は母のよしえと二人で生活している。
また、ペットに名前をつけるという発想がなく、公園で拾ってきた犬をそのまま「犬」と呼んでいる。
余談
この花畑よしこを怪演している悠木碧は、「題名のない音楽会」(2017年秋の改編以降はスーパーヒーロータイム)の前座で放送されている女の子だって暴れたいアニメの登場人物のファンだそうだが、それが過ぎて、そのキャラのお面を被ってそのアニメを必死になって観ていたところ、ガーデニングから戻ってきた婆様にドン引きされるという失態をやらかしてしまった。
その事を公式ツイッターでカミングアウトしたところ、「あんたがよしこみたいになってどうすんの!?」という主旨のリプ(と言う名の突っ込み)が多数届いたそうである。
ちなみにアニメ本編第5話で、よしこは『プリチュア』なる、何のパロディか一目瞭然のアニメの熱狂的なファンであることが判明。いよいよ中の人と外の人が重なってしまった、つか、この設定は原作にもあるもの。もし悠木がアレ(のキャラ)のファンであることを承知でよしこ役に抜擢したのであれば・・・・・・・・スタッフは確信犯だとしか言いようがない。
そして、向こうのスタッフもそれを知ってか知らずか、2017年10月公開の劇場版に悠木がゲスト出演することになった(選ばれた理由は「ゲストキャラに悠木の声が合ってるから」とのこと)。
そして、2020年、『ヒーリングっど♡プリキュア』の花寺のどか/キュアグレース役でついにメインヒロインを演じることになってしまった。
関連イラスト
関連タグ
アンチヒロイン…主人公(明)の望みがよしこの存在しない世界なのであり、主人公との関係性と容姿が一般的なヒロイン像と乖離している。
ブス…絵柄で騙されてしまう読者も多いと思うが、設定上はこう表現される容姿らしく現実的な目線で“ブスさが目立たない程度のブス”もしくは“人柄や能力といった中身で補える程度のブス”と捉えられる。
涼宮ハルヒ…CV杉田智和のヒロイン繋がりであり、ヘイトも多いが、よしこよりは常識性があるなど一般的なヒロイン像に近いキャラクターである。
狂人…アホのレベルが現実的な目線でそう捉えられてもおかしくない程であり、その67で幼い頃の明にも「マジこいつ色々・・・・・・おかしい・・・」と評されている。
ダークヒロイン…現実的な目線で想像すると、明と出会ってからの10年間で様々な闇(虐めといった迫害と明やよしえの様に様々な犠牲者の存在)を感じてしまう程のアホである。
鈴木智恵子…木多康昭の漫画作品『幕張』の登場人物。自分を美人だと勘違いしているブスという意味で同類であり、異性として目を付けられると彼女同様に性質が悪い。
ウザイン…可愛さやエロさを求める読者はさやかや風紀委員長を目当てに本作を読んでいる。
鬼畜ヒロイン…ナルシストで徹底的に自分本位のアホである。
朧…演者が幼少時の声を担当し、CV杉田智和の宿敵繋がりである。
カーズ…CV杉田智和の宿敵繋がりであり、一番関係が近いキャラクター。ちなみに上記のキャラクターと演者が同じである。
ピーちゃん…中の人繋がり。利害が一致する重要なパートナーとして杉田智和も出演している。また、こちらの作品にも目つきがよく似た阿久津が登場する。
ボボボーボ・ボーボボ、花中島マサル……予測不可能な無茶苦茶なギャグを繰り広げる主人公繋がり。よしこと違い、ギャグに全振りしているのでリアルな嫌悪感が少ないのと何だかんだで仲間達の中に彼らをガチで嫌っている者はいないのも特徴。
鹿乃子のこ…予測不可能な無茶苦茶なギャグを繰り広げる主人公繋がりその2。性格や行動に共通点が多いが、よしこと違って下品でない事、周囲に対する順応性が高いので彼らから慕われている事、弱点がちゃんと描写されており、もう1人の主人公がそれを知っても悪用する様な事をせず、一緒にいてくれるといった違いが存在している。あっくんやよしえはよしこの弱点を知ったら絶対にそれを利用するだろう。
余命三ヶ月のキャラ…作者であるヒロユキ氏の作品の大半は連載が一年以上は続いてアニメ化もするが、其処から先に行けなかったのである。次回作は第二期は決まったが、放送から五年以上経過しているので…