花(龍が如く)
はなりゅうがごとく
CV:平野綾
秋山駿が経営する神室町の街金融「スカイファイナンス」の唯一の女性従業員兼秘書。『龍が如く4』にて初登場。社長の秋山からは「花ちゃん」と呼ばれており、フルネームは不明。
小柄かつ豊満な体形で、愛嬌のある顔立ちをしている。秋山と同じ東都銀行に勤務していた彼の後輩で、秋山に対して特別な感情を持っており(秋山自身もそれは自覚している)、だらしない秋山の面倒をなんだかんだと見ている。
仕事に関しては、その手にかかれば大抵の情報は即座に得られてしまう程に卓越した実務能力(特に顧客に関する調査能力)を発揮し、事務仕事以外にも自身が不在の際は目も当てられない程に散らかることも珍しくないことから事務所の掃除を率先して行うなど秋山よりも経営者らしい姿で臨んでいる。また、力が強いために並の男はおろかヤクザですら叩きのめす程で、モードの一つである「究極闘技」では共闘キャラクターとしてバトルに登場する。その見た目に違わぬ大食家で、好物は韓国焼肉料理店「韓来」の特選牛カルビ弁当である。
また、その見た目からは想像できない程の美声の持ち主で、カラオケ(持ち歌は「Rain Drops」)ではその実力を遺憾なく発揮する。
秋山を見限った彼の昔の恋人である絵里に対して今現在も嫌悪感と嫉妬心を抱いていることから、絵里にそっくりなリリ(冴島靖子)に秋山が一億を貸したことがきっかけとなり、気持ちの整理をつけるためにスカイファイナンスを辞めるが、エピローグで(食事が喉を通らずに)痩せた姿で秋山の前に現れ、結局は秋山を見捨てることができないとしてスカイファイナンスに復職した。
『クロヒョウ』ではサブストーリーとラーメン屋の客で登場。
「キング・オブ・グルメ」の称号が与えられて神室町の飲食店を総なめにしていたが、韓来で秋山から金を貸してもらえなかった男に言いがかりをつけられていたところを右京龍也に助けられる。その後はナンパされたと勘違いし、一方的に振った上で特選牛カルビ弁当を渡して去って行った。
『OF THE END』ではスカイファイナンスに復帰し、元の豊満な体型に戻った姿で登場。2011年4月1日に体調を崩しながらも秋山と共に貸付金の取り立てに向かおうとしていたところでゾンビ騒動に巻き込まれ、ゾンビに襲われそうになった際に秋山に助けてもらったが、発熱で倒れる。その後は秋山が薬を取りに行っている間にもゾンビに襲われるが、辛くも逃れて秋山に無事に救出される。隔離エリア脱出後は秋山の身を案じたために食事が喉を通らずに3キロ痩せたが、当の秋山から連絡が来たために安心して盛大に食べてから帰宅する。事件終結後はスカイファイナンスを営業再開しており、集金しない秋山に対して集金日に印をしたカレンダーに指を差しながら睨みつけている姿が見られた。
『5』では声のみの登場となり、秋山に神室町のニンベン師の情報を探すように頼まれ、その際に肉まん100個を買ってくることを条件として引き受ける。
『6』では香港マフィアの祭汪会から命を狙われた秋山の配慮によって実家に里帰りする。