私は——「豚」でございます。
プロフィール
身長 | 170センチメートル |
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体重 | 92キログラム |
年齢 | 45歳 |
誕生日 | 9月13日 |
好きな食べ物 | 納豆 |
異名 | 呪術師(メディスンマン) |
概要
『ケンガンアシュラ』の登場人物で、(株)湖山マートの闘技者。
見た目は小太りでくたびれた坊主頭の中年にしか見えず、勝敗数からわかる通りさほど強くもない。
だが、過去に彼と戦った闘技者は勝敗に関わらず全て再起不能になっている「闘技者殺しの闘技者」でもある。
裏サンデーのおまけによると普段は同社の正社員をしており、その店頭売上は5年連続ナンバーワンである。
ねっとりとして時にオネエ言葉が混ざるが、口調が柔らかく腰が低いために闘技者でありながら威圧感を感じず話しやすい。
戦闘スタイル
単純な実力なら十鬼蛇王馬と出会う時点で7勝9敗とパッとしない戦績で、秋山楓曰く一中堅選手といったところ。
しかしその正体は、モスキート音による聴覚の阻害、毒を塗った手での目潰し、手首に仕込んだ針その他暗器を隠し持つなど、あらゆる反則技を使って相手を潰しにかかる隠し武器のスペシャリスト。
戦った闘技者の傷から凶器による攻撃ということはすでに割れているが、審判の厳重なチェックをくぐり抜けてからの反則の公表は拳願会の信用に関わることから、「見抜けなかったことが悪い」としてなかったことにされている。
活躍
王馬の第二戦目の相手として登場。反則技を多用して視覚と聴覚を奪い圧倒するが、カクテルパーティー効果によって音を識別した王馬の反撃を受け、隠し武器も通じずその凄まじい闘気にたまらずギブアップした。
拳願絶命トーナメントそのものには参戦せずに小型の潜水艦を操縦して願流島に潜入、保護したハサドと行動を共にする。
命を救われた恩義としっぺ返しの機会が与えられることから、ハサドは蕪木の暗躍に協力することを承諾。ハサドの奔放さに手を焼きながらも寝食を共に過ごす内に互いに友情を抱く程に親密になる。
トーナメントの裏で東洋電力の始末屋として潜り込んでおり、捕縛した4名の社長を捕獲、監視していたが、実は本来の雇い主は乃木秀樹で、東洋電力が起こしたクーデター中に本来の役目に戻って守護者を制圧、社長たちを解放した。
その後は描写されてないが、正体を知らないままにハサドの友人であり恩人となったので、強力なコネクションを得た事になる。
アニメでは未登場で、仕合ごとなかったことにされている。
余談
キャラクターのテーマは「卑怯は強さ」。
外見のモデルはかつて一世を風靡したバンド「たま」に所属していた石川浩司で、名前は石川氏の楽曲「カブラギのおしえ」が由来となっている。
その強烈なキャラクターから登場時は彼を支援するコメントが多く、カブラギストなる熱狂的なファン(?)も獲得するに至ったとの事。