プロフィール
所属企業 | ペルシイ石油 |
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身長 | 178センチメートル |
体重 | 80キログラム |
券願試合数 | 17勝0敗 |
年齢 | 27歳 |
誕生日 | 8月3日 |
好きな食べ物 | 日本式カレー(ビーフだとなお良し) |
好きな食べ物 | 生野菜全般 |
異名 | 『アラブの旋風』 |
CV | 櫻井孝宏 |
概要
「ケンガンアシュラ」で開催された拳願絶命トーナメントにおける、ペルシイ石油代表闘技者。
普段は物静かでクールな印象だが、親しい人の前では結構砕けたところも見せる。その一方で、かなり奔放で蕪木と共に生存を表に知られてはならない身でありながらレジャーに惹かれてプールに遊びに行ったり魚が食べたいと川に出掛けて危うく衆目に晒されかねない危うい機会を作ってしまった事もある。
初登場時は中東人らしく顔にストールを巻いていたが、脱ぐと沢田慶三郎も食いつくイケメンである。
出自は国土の4割を砂漠に包まれた中東の小国の第1王位継承者で、物事を大局的に見て列強に渡り合うために必要な「知識」を自国に持ち帰るため、弟に国を任せて単身旅に出たという過去を持つ。
戦闘スタイル
彼の戦闘スタイルは「砂漠掌」という祖国独自の武術だが、文献を基にして独学で沖縄の首里手を習得している。
ムチミ(身体のしなり)を活かした目にも止まらぬ神速の突きを武器とし、過去に仕合開始わずか2秒で決着という、当時の拳願仕合最短決着記録を打ち立てた(後に、その記録は御雷によって塗り替えられる)。
活躍
拳願絶命トーナメントの予選として行われたバトルロイヤルで初登場。他の闘技者を瞬く間に倒していき、王馬、理人、沢田、賀露と共に予選を通過。
試合直後、片原滅堂との邂逅時に「なぜ我々だけが予選をさせられたのか」を詰問する。しかし片原に「闘技者は商人の駒だ、駒が口答えするな」という一喝されて激昂、前に出る。そこで護衛者の淀江と対峙するが、ハサドは一瞬で彼に倒され、そのまま船外に蹴り出されてしまい排除、失格となった。
しかし彼は死んでおらず、蕪木浩二の潜水艦に拾われて仕合会場のある願流島に上陸。
報復の機会と命を救われた恩義から蕪木に協力し、数日彼と行動を共にしていたが、のちに速水の護衛に就かされる。東電によるクーデターの際には彼に同行し、かつて自身を敗北させた淀江を含む護衛者3人を瞬殺する。
この時点で敵である東電側に寝返ったと思われていたが、実は蕪木と共に二重スパイとして動いており、計画頓挫直後の隙を突いて速水を捕縛した。
なお、正体を知らないとは言え、対等の立場で寝食を共に過ごした事で、ラルマー13世と再会時に蕪木を親友と紹介している。
トーナメント非出場者としては珍しく、外伝の『ケンガンアシュラゼロ』にも主役の一人として出自が描かれている。
ハサドる
当初の強者的登場からあっという間に退場、その後はネタキャラとして度々笑いを提供する側になったことから、いつしか「いかにも強そうな感じに出てきたキャラが、ポっと出のモブみたいなキャラにあっさり敗北する」という意味合いで「ハサドる」なる言葉が生まれることになった。