「良き友と美味い酒・・・・・・それに美しい女。それさえあれば豊かな人生だと余は常々思っている。」
プロフィール
概要
「ケンガンアシュラ」に登場する、常に微笑をたたえた若きタイ王国財政界の実質的な支配者にして、闘技者ガオラン・ウォンサワットの主人。片原滅堂と渡り合える数少ない人物。20歳と若輩で先代から事業を引き継いだが、持ち前のカリスマ性で難なく職務をこなしているとのこと。
普段から象に乗って移動するなど行動が派手で、頻繁にお忍びで旅行に出かけたりするものの、大量に従者を連れて行ったりするので全然忍べてなかったりと、一般常識とズレているところもある。しかしいついかなる場面に置いても微笑を絶やすことはなく、大物感を漂わせている。
付き合いのある八頭貿易社長飯田正の野心を気に入り、ガオランをトーナメントに出場させる。
ガオランとは公私共に付き合いがあり、忠臣として以上に兄のような存在として想っている。ガオランが心が折れそうな理不尽な敗れ方をしても「あれは余の懐刀ぞ、あの程度で折れはせぬ」と一切の動揺を見せず、ガオランと加納アギトが仕合となった時には、滅堂と個人的な賭けをしており、明確にはされていないが、覗き見た護衛者が目を剥くほどの大金をあっさりと賭金として賭けるほど、その信頼はぶ厚い。本人はガオランのことを内心で「兄」と呼び、自らを「出来の悪い弟」として接している。
他にはハサドとも中東繋がりで面識がある。ガオランのライバルであるサーパインとは、おまけ漫画で面識を持ち、親しくなった事が語られている。
余談
原作者によると、もともとチョイ役としてデザインしたキャラクターであり、人気の出るキャラクターとなっていることに驚いているとのこと。