「白雲萍山不相逢,人間天上兩稀微;
黑河再現明玥鋒,不見峨眉藺不歸。」
概要
称号:雲飄渺(うんひょうびょう)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂兵燹之刀戟戡魔錄II 」を主に活躍した。
かつて奇才と称されていた道教の強者。
表情が冷たく、感情がほとんど顔に出ない。練峨眉に恋心を抱く。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂兵燹之刀戟戡魔錄II 第27集 |
退場 | 霹靂兵燹之刀戟戡魔錄II 第35集 |
根拠地 | 白雲山浩然居 |
恋人 | 練峨眉(片思い) |
友人 | 六絃之首蒼、赤雲染 |
武器 | 明玥劍(めいげつけん) |
人物
道教出身の黒髪の剣士。白玉(中国語で白いヒスイ)のような顔立ちを持つ青年。「古雲劍式」という、剣と気功を合わせた剣術を駆使して戦う。
同時期に、自分と同じかそれ以上の評価を得ていた練峨眉に対抗心を抱き、何度も挑戦するうちに友情が芽生える。
共に切磋琢磨し、高め合う日々を送っているうち、彼女に恋心を抱いてしまう。情欲を切り離せなかった彼は仙人になる道を諦め、仙境に旅立つ練峨眉を見送ったあと、武林から身を退いた。
あるとき、談無慾から練峨眉の死を知らされ、彼女を陥れた狂龍一聲笑と翳流黑派への復讐のため再び剣を取る。
登場期間はわずか8話にもかかわらず、視聴者たちの印象に深く刻まれた珍しい人物。彼が北辰元凰に放ったセリフ「三招不能敗你,藺無雙當場自盡」は特にインパクトが強い。日本語訳すると、「技三つでお主を敗れなかったら、藺無雙はここで自刃してやろう」という意味である。自身の武芸に対する自信と、練峨眉の仇討の気持ちが強く感じとられる。
最後は狂龍一聲笑に挑んで、見事勝利を収めた。しかし、五大神器の冠「銳感之纓」をかぶった狂龍一聲笑の演技に嵌められたことを隙に、鎖で心臓を貫かれ、失血の果てに息を引き取った。
昔に親友の六絃之首蒼と三境試合に参加し、武器である明玥劍を手に入れた。蒼が得た白虹劍と対になる剣である。この一対の剣の作者は、伝説の鍛冶師・江南春信である。藺無雙の死後、武器である明玥劍は六絃之首蒼に渡された。
関連イラスト
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(藺無雙)※中国語
- 霹靂布袋戲 日本語まとめ(仮)藺無雙※内容を引用