蜂(パトパト)
はち
素早い動きで相手を翻弄し、標的を必ず始末することができるほどの優れた身体能力を誇る。
戦闘が大好きで、それ故か毒で苦しむ標的の様子をじっくり見たいなど、少々サイコパスじみた部分があるが、基本的に上からの「面倒事を増やすな・起こすな」等の言いつけは(自分にとってもリスクになるため)守る。しかし、やはり完全に守るというのは戦闘が大好きな面があるためできていなさそうである。
No.2の蜈蚣を脳筋、NO.4の蜘蛛のことを変態とそれぞれ呼んでいるが、あの二人が異常なだけで蜂もなかなかの戦闘好きであることを忘れてはいけない。
サンドイッチ状態なので蜂も戦闘好きになってしまっているのだろうか……
能力は「必ず刺す能力」。
世界に存在する能力の中で二つに分けられる、「多機能(マルチ)」と「特化(ユニーク)」のうち、後者に当てはまる力である。
目にも止まらぬ速さで、いくら障害物が多く標的が硬くても必ず「刺す」ことができる。
本人は「私の誇る圧倒的な能力」と言い、前述の通りかなりの自信・誇りを持っている。
その能力を利用し、「女王毒針」と呼んでいる針を投げ、相手に突き刺してその針の毒で殺すという戦法をとる。
女王毒針
毒針にはレベルが存在し、レベルによって1年に使用できる本数が限られている。
レベルはⅠ〜ⅹまで存在し、それぞれ色も違う。
Ⅰ…数は無制限。様子見や物量を計る際に使われる。色は安っぽい灰色。
Ⅱ…数は不明。だが、かなり多めだが限度はあると思われる。色は薄い水色。レベルⅡだが、十分に人間を苦しませるほどの毒が仕込まれている。
Ⅲ…数は不明。同様に制限はあると思われる。色は銅のような茶色。
Ⅴ…数は1年に32本まで。少し擦れるだけで鯨をも即死させる猛毒が仕込まれている。色は原色に近いが少し暗めの紫。
Ⅶ…数は1年に8本まで、飛んできた能力をチョンと突っつくだけで即破壊するほどの猛毒。もはや毒ではない。色は明るい青。
Ⅹ…おそらく1年に1本しか使えないもので、毒の強さは未知数。