刀について詳しくは→蜂須賀虎徹
プロフィール
「蜂須賀虎徹だ。蜂須賀家に伝来したことからこう呼ばれているんだ。」
「目利きの腕は充分かい?」
「さあ征こう。俺達の戦場へ。」
公式による事前紹介
【贋作の兄に反発系打刀】
江戸時代に活躍した刀工、虎徹作の真刀である打刀。
弟の浦島虎徹を可愛がる反面、
贋作である兄 長曽祢虎徹には反発している。
虎徹三兄弟の次男。虎徹の真刀である彼は弟を可愛がるが、贋作である兄を蔑む。
しかし本心では兄の実力や無骨さに惹かれている一面も。
凛々しさと美しさを兼ね備えています
概要
ニトロプラスが原作・キャラクターデザインを担当、DMM.comで配信のブラウザゲーム『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士。
虎徹三兄弟の次男。虎徹の真作であることを誇りに思っており、同じく真作の弟、浦島虎徹を可愛いと褒める一方で贋作である長曽祢虎徹は贋作と呼んで反発している。
サービス開始当時は他の兄弟は実装されていなかったが、2015年2月17日に公式ツイッターにより実装が発表され、2015年3月17日に実装された。
見た目から「黄金聖闘士」と呼ばれるが不愉快に思うファンが多いので注意。
なお金色の意匠は美しい刀の拵からの由来と思われる。
ニトロプラスディレクター小鞠氏のインタビューによれば美しく格式高い姿とのこと。
一見解りにくいが、コートの下には兄と弟と同じ和襟のインナーも着ているためデザインに揃いの要素は多くある。
性能
チュートリアルで選べる初期刀の一人。
統率の初期値が打刀の中で最も高い。
錬結に使用すると打撃3、統率1、機動1上がる。
特になるのはレベル25と高めだが、最終ステータスはサービス開始時点で実装済みの打刀の中では生存と統率が1位、打撃と機動と衝力が2位となり同レアリティの打刀の中ではトップクラスの強さになる。
※2024年4月9日のメンテナンスにてランクアップレベルがレアリティで統一。それによりランクアップは20になった。
チュートリアルで選べるキャラクターにしてはなかなかハイスペックな存在。
キャラクター像
審神者の呼び方は「主(あるじ)」、「あなた」。
キャラ紹介や入手時のセリフ、その煌びやかな出で立ちから嫌味なキャラと誤解されがちだが、虎徹の贋作である兄の事が無ければ任務や刀装の際など審神者に対して大変素直で穏やかな好青年である。よく槍玉に挙げられる入手時のセリフも含め、命令形(しろ、してくれ)で締めるセリフがないことも穏やかな気質の表れだろう。
名刀“虎徹”の名と誇りを背負った戦士であり、育ちの良い良家の子息といった雰囲気の凛々しい人柄。
虎徹は「切れ味の鋭さ」で名高い刀であるためか、手合せの台詞などから自らの鋭さ(強さ)を磨くことに余念が無い様子が見られる。
その一方で、畑当番では「虎徹の真作にやらせることか」と声を震わせて憤慨する姿もあり面食らわされることもあるが、内番を好まない刀剣男士は他にも結構いる。
……そもそも作中設定としては歴史を守る戦いのために審神者の能力で人の姿を与えられた刀剣男士達なのだから戦い以外が不得手なのは当然とも言える。
(しかしかつて彼を所有していた蜂須賀家は、明治期に北海道で大規模な農場開拓に乗り出したものの失敗に終わり、これを契機に衰退し始めた、という逸話が残っている。彼が農作業を嫌がるのはこの辺にも原因があるのではないか、とする意見もある。)
なお、大半の刀剣男士が内番ではジャージや作務衣などの動きやすい作業着に着替えている中で、蜂須賀虎徹の内番衣装は千鳥柄の半透けの羽織に煌びやかで上品な和服、と高級そうな出で立ち。
髪を上部で纏めているのは良いものの、どう見ても泥作業向きではなく、良家の子息の屋敷での姿といった佇まいである。
それで作業する気のある格好なのか?とよくユーザー間では話題されるが、もしかしたら彼にとってはこれでも汚れて良い衣服の部類なのかもしれない…。彼の育ちの良さがよく表れているところとも言える。
まぁちゃんとジャージ着てても内番サボる子も居るので服装で一概には言えない。
2016年1月1日に実装された正月限定ボイスでは、ウキウキした声音で審神者をお参りに誘っていた。人の体を得て初めての正月なので物珍しいのだろうか。
わざわざ誘ってくれるとは嬉しいことである。彼を初期刀にして長く連れ添った審神者にとっては感慨深いシチュエーションなところ。
兄弟仲
兄弟である浦島虎徹と長曽祢虎徹とは、それぞれ手合せで一緒に組むと特殊会話が発生する。→虎徹三兄弟
「浦島虎徹は弟でね……誰とでも仲良くなれる、可愛い奴だよ」と朗らかな声音で審神者に語っていたように、手合せでは和やかで仲の良い様子がある。
弟に練習メニューも課していて、厳しい面もありつつ可愛がっている良き兄といった顔の蜂須賀虎徹が見れる。
逆に、長曽祢虎徹との手合せでは普段は大変穏やかな蜂須賀虎徹が舌打ちを発したのちに終了時には「不愉快だ」とまで発する険しい様子も見れる。
「長曽祢……?あんな奴は兄でも何でもない。虎徹の名を騙る偽物だ」と審神者に低い声音で語ってもいたが、公式Twitterの紹介からすると虎徹の贋作を嫌いつつも本心では長曽祢虎徹の強さ自体は認めているそうなので……難しい兄弟仲のようだ。
あと、三人とも真剣必殺での脱ぎっぷりの潔さが作中でも屈指。
虎徹について
ゲーム内で彼が度々言及しているように、虎徹は贋作がとても多いことで有名な刀剣である。
「銘入りの虎徹はほぼ全ては贋作と言われているが、俺は本物。一緒にしてもらっては困るんだよ。」と彼が語るとおり、在銘品(虎徹と銘のある品)のほぼ100%が偽物とさえいわれる。
刀剣業界には「虎徹を見たら偽物と思え」という鉄則まである。
では、なぜ贋作が多いのかと言うと……虎徹はとても人気の刀剣だったのである。
国の重要文化財に指定された刀をはじめ、文化財に指定されているものが多い。また、当時から人気が高く、江戸後期には世間一般的に言う大名道具、大名差しといわれる代物となっていた。
土佐山内氏、尾張徳川家、奥平氏伝来の品、江戸幕府の大老・井伊直弼の差料であった脇差などを見ても分かるように、大名などの上流階級が所蔵する品であった。
そのため、本来とは違う製作者が虎徹の名を騙ることを目的とした刀剣の銘を偽って造る贋作が大変多く生まれ、巧妙な偽銘も多かった。虎徹自身も贋作には悩まされていたという。
そして、延宝6年に虎徹が死去するとますます贋作が横行し、虎徹の死後100年経った時代の刀剣書には「虎徹は偽物だらけ」と書かれている。
極
2018年5月22日のメンテナンスで「極」が実装された。
レベル70以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることができる。
また、極の実装日である5月22日は天正十四年、彼のいた蜂須賀家の当主の一人である蜂須賀正勝が亡くなった日でもある(但し正勝の時代にはまだ蜂須賀虎徹は製作すらされていないため、ただの偶然である可能性も)。
蜂須賀虎徹の様子がいつもと違うようだ。
「今日は、あなたにお願いがあって来た」
蜂須賀虎徹が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい(蜂須賀虎徹極の頁に飛びます)
いいえ
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