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概要編集

シャングリラ・フロンティアに登場する蠍型のモンスターの総称。

どういう訳か蠍型のモンスターはシャングリラ・フロンティアの作者に非常に愛されており、大量の設定が作成され作中にも大量にバージョン違いの蠍型モンスターが登場している。

(なお、シャングリラ・フロンティアの主人公サンラクは誕生日が11月21日で誕生星座がさそり座である。)


シャンフロの蠍系統のモンスターは単体でも非常に強く基本種であろう水晶群蠍が大型トラックサイズのレベル100超えであり、あろうことか数十体で突撃してくるため生息地にはシャンフロ廃人達も寄り付かない

その分ドロップアイテムも一級品であり、これら素材を持って高レベルの名匠に鍛冶を依頼すれば強力なレアアイテムや武器・防具の作成を行える。

数十体による突撃という攻撃手段の関係上蠍同士での衝突もよくあり、その余波で素材が落ちるため倒せずとも素材の回収は可能。


この他にも蠍の生息地には一級品の鉱石を掘れる採掘ポイントが存在し、こちらも強力な武具の素材になる。


主人公のサンラクはTASレベルの反応速度を持つ上にプレイヤーでも類を見ないほどに機動力に特化しているために攻撃を捌くことができ、墓守のウェザエモン討伐で得た「格納鍵インベントリア」を駆使して同士討ちを誘発させながら大量の素材を確保。

ヴォーパル魂も忘れないため採掘や金晶独蠍の討伐もも積極的に行った結果、大量のレア素材を元にゲーム内で莫大な資産を築き、高レベル鍛冶師のビィラックが専属になっていることで強力な武具も数多く作成してもらっている。


イムロンを介し鍛冶師掲示板で「煌蠍の籠手」の情報と共にサンラクが素材を乱獲しているという情報が広まったため、ワンチャン狙いで突撃するプレイヤーが後を絶たない模様。


ラビッツだけでは換金しきれないため黄金の天秤商会に素材を卸しており、これにより一般プレイヤーも蠍素材を手に入れやすくなったが、蠍素材をまともに加工できるLv75以上の名匠が少なすぎるために一般プレイヤーは蠍素材を持て余している様子。


種類編集


水晶群蠍(クリスタル・スコーピオン)編集

水晶群蠍 クリスタル・スコーピオン

作品内直リンク:水晶群蠍の設定を衝動のままに書き連ねたもの

エリア「奥古来魂の渓谷」の奥にある、いわゆる隠しエリア「水晶巣崖」に生息する蠍モンスター。サンラクの友達。よくバレーボールで遊んでいる。ボールはサンラク。

あまりにもサンラクに乱獲されているため、運営側からAIの変更が度々入っており、最近は追い込み漁をするようになった。


水晶群老蠍(エルダー・クリスタル・スコーピオン)編集

水晶巣崖に出現する二種類のレアモンスターの内の一種。

一定以上数の水晶群蠍がキルされると出現するレアエネミー。

レイドボスクラスの強さを誇っており、ソロ討伐はほぼ不可能

サンラク曰く、「大きくて強い蠍」ではなく「強い蠍が大きい」

単体でも恐ろしく強い上に水晶群老蠍の隙を潰すように水晶群蠍が立ち回るため最早どうしようもない。

大きさは普通の水晶群蠍を大量に乗せられる程で立体駐車場に例えられ、崖の両側に一体ずついる。

普段は完全に地面に埋まって身体に生えた水晶を水晶群蠍の幼体に食わせることで育てている。


金晶独蠍(ゴールディ・スコーピオン)編集

水晶巣崖に出現する二種類のレアモンスターの内の一種。

一定以上数の水晶群蠍が集まると出現するレアエネミー。

夜行性で月の魔力で回復する。

「生きた同胞から生えた水晶」のみを好んで摂取する偏食個体。水晶群蠍数十体の突撃すら返り討ちにする程に戦闘特化しており、水晶群蠍は基本的に寄り付かない。

ハサミの代わりに前肢から盾の縁を刃にしたような武器が生えている。

その身体は透明ではなく、鋼色の骨格に金色の水晶が生えたようなデザイン。カラーリングのイメージは後書き曰く「パラサイト隕石」。

針の先端から単発・散弾・レーザー型の三種類の毒液を発射する。

一定以上のダメージを与えると、朱色に発光し怒り状態になる。怒り状態の時に、剣鋏を叩きつけると爆発する。


"皇金世代(ゴールデンエイジ)"編集

金晶独蠍から派生したより強力なモンスターであるエグゾーディナリーモンスター。

水晶群蠍に干渉しているプレイヤー(≒サンラク)の動きを四割、「聖剣」持ちのプレイヤー(サイガ-100)の動きを六割取り入れている。

皇金世代の最大の特徴は、他の蠍との関係性。

あくまでも単なる隣人程度のつながりで群れをつくる水晶群蠍とは違い、皇金世代とそれ以外の蠍系モンスターとの関係性は暴君と平民のようであり、逆らう金晶独蠍は出現次第即排除される。

儀仗個体と言う個体を中継して他の蠍を完全に支配下に置いており、儀仗個体は波長の中継「と」命令に従わない個体を排除する。

しかし、儀仗個体自体もアンテナが破壊されると混乱状態になり行動を起こせなくなる。

最終手段として、激昂月光態(バーストモード)という状態が存在し、自身のエネルギーを両手と尾から放出し光の剣、特殊技「崩月閃」を発動する。このエネルギーの放出は"皇金世代"が死ぬまで続くため、バーストモード発動後はどうあがいても死ぬ。逆に言えば、このバーストモードを発動させた段階でプレイヤーはほぼ勝利している。


帝晶双蠍(アレクサンド・スコーピオン)編集

新大陸に到達したサンラクの新たなおともだち。テニスしようぜ!それテニヌでは?

シグモニア前線渓谷、水晶の冠にのみ生息する水晶群蠍の亜種。

各々がテリトリーを持ち、徒党は組まないがテリトリーに入った瞬間攻撃される。

昼と夜で全く性質の違うビームを扱う。



この他にも、作中には登場していないが、設定だけは作られている蠍系モンスターがいくつか存在している。


?????編集

これはあくまでも仮定の話であるが、もしも水晶群蠍の偏食個体が偏食対象を不足なく摂取できる環境に身を置くことができたのであれば、その身は水晶とは全く別の姿へと変貌することになるだろう。


硬求古蠍(ロンズィナミー・スコーピオン)編集

水晶群蠍の古代種。

深海から地上進出した蠍たちの起源種が地上に適応して進化した種。

今のところ化石の状態で発見、発掘されるのみ。

先天的に種族全体が喰纏種としての性質をもつ。

そのため個体ごとに全く異なる姿をしているが、肉体をより固くすることに執着している共通点が見られる。


風化による性質の劣化を見せない謎の外殻を持った個体編集

発掘された硬求古蠍の化石。調査団が謎のモンスターに襲われたことで現物は消失している。


???編集

新大陸西方の巨いなる世界に眠る世界最大の蠍。

全身から毒を撒き散らして周辺の安全を確保してからサテライトキャノンビーム攻撃を行うという他のありとあらゆる蠍とは明確に異なる「戦い方」をしており、龍蛇達も勝てないわけではないが面倒くさいから狙わない。

このビームは質量化したマナ粒子であり、超重圧で「圧死」する。

また、光学的なビームではないため曲射ができる。

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