概要
CV:神代知衣(CDドラマ)/荒木香恵(TVアニメ1期)/橘田いずみ(TVアニメ2期)
演:井尻晏菜(舞台)/平澤宏々路(TVドラマ)
関西から転校してきた大阪弁で話す女の子。
活発なやんちゃ娘だが、しっかり者で他人を思いやる気持ちも持っている。関西弁も相まって一見男勝りに見えるが、実は作中屈指の乙女心の持ち主でもある。
タフさでは小鉄に劣るものの運動能力の面では圧倒している。柔道着を着ると運動能力が上がり、小鉄達はおろか車をも投げ飛ばすほどの怪力を発揮する。
登場初期はまだ設定が固まってなかったことと当時は今以上にスラップティックなギャグ漫画だったこともあり、小鉄とあまり大差のない悪ガキとして登場したがそれでも母親のやり過ぎなレベルの行動にはしっかりブレーキを掛けたり桜には素直に懐いていたりと性格の善良さも垣間見えていた。それに伴い、母親も滅多に登場しなくなった代わりにまともな性格になった。
転校初日に自分を馬鹿にした小鉄と衝突し、そのことが小鉄の髪型を変える遠因となった。小鉄の抑え役のようであるが、どちらかと言えばライバル的な存在である。なんだかんだで打ち解けたこともあり、バレンタインデーには小鉄にチョコ渡したノムさんにあからさまに嫉妬の眼差しを送ったりしたり、さりげなく渡そうともした。ちなみに無印にはのり子も義理と称して小鉄にチョコを渡そうとしたが、デリカシーのかけらも無い小鉄には「いらねーよ。おめーのチョコなんて」とにべもなく拒否され、泣きながら彼の顔面を殴打した(小鉄曰く「あかねちゃん以外のチョコはいらねーよ」とのこと)。
一度、髪を結ばずあかねからもらったお古の服を着て止むを得ず登校した際には周りからは「髪を間違って黒く染めたあかね」と勘違いされ、そのまま成り済ました際には勉強や運動面でボロは出しながらも最後まで正体がのり子だと気づかれずに終わっている(ちなみにオチではあかねと思い込んで自分に3千円の融資を持ちかけた春巻をぶん殴っており、これを目撃した小鉄らには「あかねちゃんが春巻に暴力を振るった」と驚かれていた)。このため容姿に関してはあかねレベルの美少女である。
最近は小鉄への好意が昔以上に露骨になっている。さっさと告白しちまえ。
西川家は大沢木家の隣にあり、それも数日で立てたバラック小屋で何度も倒壊している。土井津家ほどではないが、家は貧乏である。朝食がアイスだけだったり、新聞やチラシは隣の大沢木家のものを早起きして勝手に見たりしている。ただし、大鉄と同じタクシードライバーをしている父親の保有するタクシーは大鉄のそれより多少豪華。
それゆえぐーたらな親の代わりに家事も自分でこなし、チョコを自作したりと女子力は高い。
なお、小鉄が自分よりも遥かに高価なもの(1万円の野球用シャツ)や豪華な食事(卵料理)を親から与えてもらってるにもかかわらず、前者では「こんなもん着れるか」と拒否したり、後者では「こんなもんハッチにくれてやる」と粗末に扱ったのを目撃した際にはキレて締め上げている。まあ当然であろう。
名前の由来は、タレントの西川のりおから。
関連イラスト
関連タグ
大沢木小鉄 菊池あかね やんちゃ カンフル剤 甚平 関西弁 ツンデレ
竹本チエ…同じく活発な性格の関西娘、父親の鉄がダメ人間でその声優が西川のりお、その鉄を由来とする小鉄と言う名前の飼い猫とのり子(と大沢木親子)を連想させる要素を複数持っている。
猿柿ひよ里…ツインテールにジャージ、関西弁、喧嘩腰な性格等がのり子にそっくりで、彼女もよく「ハゲ」を悪口に使っている。