概要
1980年代から読み切り等を手掛けており、1993年から「浦安鉄筋家族」シリーズを週刊少年チャンピオンで連載している。
同じチャンピオンの連載陣では、板垣恵介と並んで90年代から長寿シリーズを手掛ける漫画家である。
作風
主にギャグ漫画を手掛けている。
独特のオノマトペや絶叫、緻密な背景が特徴。背景には奇妙なモブや中小学生が好きなウンコがそこかしこに紛れている。
登場人物は小学生が多い。浦安鉄筋家族の連載中に(時期不詳)結婚して2児の父となるが、実際の我が子のリアル子供視点と小鉄達の視点はやや違うものだったらしい。
著名人や有名キャラクター等に似せた登場人物を数多く登場させていることもあり、似顔絵の類はかなり上手い。
大のプロレス好きであり、登場人物がプロレス技をかけるのは当たり前、実在のレスラーをモデルにしたキャラクターも多く登場させている。特にアントニオ猪木の大ファンとのことだが、浦安鉄筋家族で当の猪木をモデルにしたキャラはどうしてこうなったと言わんばかりのとんでもない設定にされている。一巻目から出ているので耐性がある人は自分の目で確認を。
浦安鉄筋家族シリーズはノリと勢いを大事にしたギャグマンガであるため、裏返すと作者の好調不調がもろに作品に影響する作りになっており、巻末の後書き(作品評)では浜岡自ら各話の出来不出来を赤裸々に自己批評している。あまりにも調子が悪いと自ら単行本未収録にしてしまうことも。
一方、ギャグマンガの枠を外れた作品においては一転してストーリーを重視した一貫性のある内容になっており、読み比べてみるのも一興である。
主な作品
のりおダちょ〜ん(初連載作)
4年1組起立!
浦安鉄筋家族シリーズ