概要
『科捜研の女』の土門薫役で有名な内藤剛志を主演とした刑事ドラマ。
副題は「ヒラから成り上がった最強の刑事!」
当初は2時間スペシャル作品としてスタートし、後に木曜8時の枠でTVシリーズ化。
同枠では希少な京都が舞台ではない作品になっている。
劇中の代名詞は「必ず!ホシをあげる!」と笹川健志刑事部長によるヒント(通称:笹川タイム)。
また、ドラマ冒頭での遺体が発見された旨の電話連絡も本作の売りの一つである。
ノンキャリアで入庁し様々な現場を経験して一課長となったたたき上げの刑事大岩純一を中心に様々な刑事達が事件解決に奔放する物語。
他の刑事ドラマと違い、警察の黒い感じが少な目な感じになっており、コミカルな所も取り入れている。
人物名がダジャレな名前というのが多くなった。
警視庁・捜査一課長2020以降、著名人や主題歌を担当したロックバンド、シンガーソングライター(石崎ひゅーいなど)などがゲストのキャストとして出演する事がある。
主要登場人物
- 大岩純一(演:内藤剛志)
- 主人公。警視庁捜査一課長で階級は警視正。
- 副題の通りノンキャリアで警視庁に入庁後、様々な現場を経験して捜査一課長にまで上り詰めた人物。やや逸脱的な捜査行動をする部下にも広い心で信頼する、心優しく責任感の強い人物で、事件の真相を解明し被害者の無念を晴らすことをモットーとする。
- 愛妻との間に授かった娘を過去に亡くしている。
- 愛妻並びにネコの「ビビ」と暮らしている。Season6からは新たに「あずき」という仔猫を迎え入れた。
- 平井真琴(演:斉藤由貴)
- 現場資料班主任。階級は警部補。妙なことを気にして単独で動くことがしばしばだが、その「勘」は大岩からも一目置かれる女刑事。
- 何かにつけ大福を口にしているため、一課長からは「大福」の愛称で呼ばれる(「大福は黒星を白で包む縁起物」という説明もお約束)。
- 一時期、警察庁へ出向という形で姿を消していた。
ー捜査一課長スペシャルドラマでギャルの話になった際小山田に「スケ番だったんじゃないの?」と言われていた。 全くその通りである。
- 刑部公平(演:田中圭)
- 大岩の2代目運転担当。階級は巡査部長。
- 運転担当だが初代の天笠と同じく捜査に進言することもあり、結婚を間近に控えている。
- 役者事情なのか後のシーズンでは「別部署に異動した」という設定で再登場はない。
- 奥野親道(演:塙宣之)
- 大岩の三代目運転担当。階級は警部補。
- 妻の死後、子育てのため一時事務職に回っており、主夫経験で得た知識を捜査に活かす。通称「ブランク」。
- 大岩の苦悩や本音を聞く唯一の存在。また、笹川刑事部長に名前を弄られツッコミを入れる役でもある。
- 同期に谷保健作(演:土屋伸之)がいる。
- 笹川健志
- 大岩を頼りにしている警視庁刑事部長。階級は警視監。
- 本作品に出る人物の中で一番フリーダムな存在。