豊根村

とよねむら

愛知県東三河北部の村。

概要

愛知県東三河北部に位置する村で、北設楽郡に属する。

16世紀まで三河国加茂郡(賀茂郡)に属していた。

平成の大合併により愛知県にある村はここと飛島村の2つだけになった。

長野県、静岡県と県境を接する。

村域の9割以上が山地であり、村内には天竜奥三河国定公園に指定される茶臼山高原と大入渓谷が位置する。

愛知県最高峰の茶臼山が豊根村と長野県下伊那郡根羽村にまたがっており、豊根村側には茶臼山高原スキー場が所在する。

交通機関

村内に鉄道は走っていない。かつては飯田線の豊根口駅が天竜川左岸の静岡県磐田郡佐久間村（現：浜松市天竜区）に位置し、南東部松島地区への玄関口になっていた。佐久間ダム建設に伴うルート変更に伴い廃止となった。

村役場の最寄り駅は東栄駅で、駅から村の中心部へ東栄町営バスと豊根村営バスが運行されている。

富山地区の最寄り駅は大嵐駅。かつて日本一人口の少ない村だった富山村の玄関口として村の予算で新駅舎が建てられており、駅舎の所在地は浜松市天竜区ながらも豊根村の施設という扱いになっている。