概要
『地獄先生ぬ～べ～』の#50「赤いチャンチャンコの巻」に登場したゲストキャラクター。
都市伝説の赤いちゃんちゃんこがモチーフであるが、作中では凶悪な幽霊(以下赤いチャンチャンコ)という設定になっており、トラウマと言えるほど不気味な姿をしている。
生前は転校を繰り返す内気な女の子であったが、いじめが原因でカッターで首を搔っ切って自殺した末にいじめられた怨みを晴らすために出会った人間を無差別に襲うようになった。
※正確には「赤いチャンチャンコ 着せましょか……」という彼女の質問に答えてしまった者なら無差別に襲うという意味であり、彼女の姿が(霊能力者でない限り)質問に答えた者以外の人間には見えず、質問に答えた者だけを殺すまで付け狙う行動を繰り返す。
本編から2年前に童守小学校で出会った主人公鵺野鳴介(以下ぬ～べ～)の手で長い間あかずの教室に封印されていた。ぬ～べ～自身は長い時間をかけた除霊で赤いチャンチャンコを成仏させるつもりであった。
作中の行動
ぬ～べ～の教え子である稲葉郷子が運悪く赤いチャンチャンコの質問に答えてしまい、ターゲットとなってしまった。
後日に大雨災害で生徒達が学校の体育館に泊まる事となり、郷子以外の生徒全員が寝静まった頃に赤いチャンチャンコが現れて郷子に襲いかかったが、負傷しながらも郷子が事前にぬ～べ～から教わった除霊術「禹歩」を行なった事でその場から退散した。
その後、廊下の隅に座り込んでいたところをぬ～べ～に連れ戻されて再びあかずの教室に封印された。
余談
童守小学校のあかずの教室がその後どうなったかは不明であり、本編から12年後が描かれた『地獄先生ぬ～べ～NEO』で赤いチャンチャンコの存在も言及される事はなかった。
ぬ～べ～に封印されるまで日本中の学校に出没していた事が語られているが、恐らくは元凶と言えるいじめ加害者も赤いチャンチャンコの餌食になった可能性が高い。
関連タグ
メリーさん…のちのエピソードに登場した悪霊。こちらもいじめが原因で悪霊となった少女であり、特定の相手を付け狙う行動が共通しているものの、戦闘力が高い上に赤いチャンチャンコと違って封印が不可能であるためにタチの悪さが段違いである。
ブキミちゃん…こちらも悪霊となった女子小学生であるが、原作本編では生前はいじめっ子という設定であったの対し、アニメ版では奇しくも生前の赤いチャンチャンコに近い人物像に改変されている。
クズモブ…元凶となったいじめ加害者に当てはまる言葉。
