概要
コルキスの王が所有する、軍神アレスの森のブナの木に打ち付けられた<黄金の羊毛皮>を護る役目を担うテュポーンとエキドナの間に生まれた子供たちの一人(?)とされる蛇の様な姿の毒竜で、大地を揺るがす雄叫びと四肢をも切り裂く鋭い爪に千里眼と地獄耳を持ち、決して眠る事が無く、ブナの木に巻きついて不眠不休の番をしていたといわれる。
しかし英雄イアソンがアルゴナウタイを引きて<黄金の羊毛皮>を取りにやって来た際に、コルキスの女王メーディアの歌う魔法の子守唄で眠らされてしまい、その隙に<黄金の羊毛皮>を奪われてしまったという。