概要
作詞:奈良橋陽子、山川啓介
作曲:タケカワユキヒデ
歌:ゴダイゴ
解説
1979年に上映された劇場版銀河鉄道999のテーマ曲である。
サブタイトルに ”THE GALAXY EXPRESS 999” が付く。
曲調は重厚なバラード調のTV版とはうって変わって、軽快なポップ・ミュージックである。
歌詞も先が見えない宇宙の旅の過酷さを物語るTV版に対し、新たな旅の始まりを後押しする応援メッセージ的なものとなっている。
双方とも名曲ではあるが、知名度という点ではこちらの方が勝っている。
これはTV版を歌ったのがアニソン歌手のささきいさおなのに対し、劇場版はロックバンドのゴダイゴが歌っているもの大きい。
現にテレビ番組などでよく流れるのはゴダイゴ版である。
2008年にEXILE、2016年に三代目JSOULBROTHERSによってカバーされた。
ゴダイゴの曲らしく日本語バージョンと英語バージョンが存在するが、先に作られたのは英語バージョンである。英語バージョンが作られた後、ミッキー吉野によりスローテンポだった曲が「蒸気機関車らしく」アップテンポに編曲され、このノリだったら日本語バージョンはベタな歌詞でいけるだろうということで、かなり情熱的な歌詞にされた。
シングル盤のB面は劇中の999の出発シーンで使われた「テイキング・オフ!」
発車メロディでも有名
西日本では新神戸駅〜博多駅間の山陽新幹線の主要駅で発車メロディに用いられていることで知られる。また東日本でもご当地メロディとして淵野辺駅や鉄道博物館駅などでも採用されている。
このうち山陽新幹線では、新神戸駅〜小倉駅の主要駅ではAメロが上り、サビが下りホーム、博多駅ではAメロが11・12番、Bメロが13・14番線、サビが15・16番線に使われる。
尚、新大阪駅は発車メロディ禁止のJR東海管轄のため使用されていない。
関連タグ
銀河鉄道999(ささきいさお):TVアニメ版の主題歌
鉄オタ選手権:オープニングで使用されている