概要
RATEで登場した通常魔法。
カードテキスト
(1):自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。
デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
解説
遊戯王OCGにおいては(メイン)デッキはルール上、40~60枚の範囲になるように構成する必要がある。
高速化・デュエルの決着平均ターンが短くなっている現在、デッキ構成は40枚もしくはそれに限りなく近い枚数が望ましいとされ、いかに早くキーカードを手札に呼び込めるかが重要視される。
しかし、このカードはそのデッキ構築に一石を投じるカードとして注目され、60枚もしくはそれに近いデッキ構築をして、最初のターンでこのカードを使うと大量の墓地肥やしが可能という画期的な戦術を生み出した。
左腕の代償なども組み合わせることによりライトロードなどで、墓地アドバンテージを大きく得やすい。
特に手札・墓地除外が召喚条件となっており、特殊召喚モンスターばかりのインフェルノイドとは抜群の相性を誇り、除去されても何度も蘇生して相手の墓地利用を邪魔できるのが魅力。
【芝刈りノイド】デッキが海外で大きな成果を残したこともある。
デッキの枚数が多くなるため相手にデッキ枚数で推測されやすい、同じくらいのデッキ枚数で構築している相手に弱いという欠点が存在する。
また2~3枚採用すると、デッキ枚数が減ってくる中盤では使いにくくなってしまう。
【芝刈りノイド】や大量墓地肥やしをするデッキで大きく評価された結果、海外では2017/06/12で制限カード、ほぼ1年後の2018/05/21で禁止カードにまで上り詰めた。
後に、日本国内でも上記の評価の影響を受けてか、2018/10/01に準制限カードの指定を受けた。
マスターデュエルでは無制限だったが、【芝刈りアダマシア】の影響でOCGに合わせて準制限カードになった