アンフェア
本作における警視庁では検挙率No.1で、バツイチ子持ちの女性刑事。誕生日は1月11日。
捜査一課に配属される以前は1995年に交通課、1996年に巡査部長昇任後刑事課、1999年に警部補昇任時に駒沢署の刑事課に配属。1997年に佐藤和夫と結婚、娘の美央を出産した。
刑事であった父親を殺した犯人を突き止めるために、短期大学から警察学校を卒業後、警察官になる。
非業の死を遂げた父の検死解剖にも立ち会い、涙一つ見せずに見届けた。
推理力や格闘術、射撃術に長けており、捜査一課で検挙率No.1を誇る。
また、ワーカーホリックで、70時間一睡もせずに捜査した後に酒のボトル1本空けるほどの体力がある。
5年前に起きた「パチンコ店従業員殺害・人質立て籠もり事件」で未成年被疑者を射殺してバッシングを受けたのをきっかけに、世評を気にした夫の佐藤と離婚、失語症となってしまった美央は佐藤に引き取られ離れて暮らしている。
ただし、事件以前から家庭を顧みなかったことも離婚原因の一つであるとも言える。
マンションに一人暮らしで、足の踏み場もないほど部屋中ゴミで散らかっていて、その部屋で全裸で寝ている。
殺人現場の遺体があった場所で発見時と同じ格好になりながら、子守唄である『きらきら星』をハミングし、「被害者が最期に見た景色」を見るという、神聖かつ悪趣味な儀式を行う癖がある。
犯罪者を決して許すことのない姿勢から、たとえ犯人が少年であっても人質の身を案じて犯人を撃つ。
そのことから、雪平の性格も相まって、マスコミの格好の的とされており、人権擁護団体から抗議運動を起こされている。
しかし、相棒であった安藤の死により、若干心境に変化が現れたようである。
「ダブル・ミーニング 二重定義」では公安部から刑事部に戻っていたが、「the answer」では北海道警の所轄に異動。「the end」では警視庁捜査一課に戻っている。
刑事・雪平夏見シリーズ
基本的な設定はアンフェアシリーズにおける雪平と変わらないが、夫や娘の美央と別居する原因となったのが薬物中毒の強盗殺人犯の少年を射殺した事件になっている。
また、フクロウという連続殺人事件の捜査中に撃たれ、左腕に障害を負ってしまう。その怪我が元で刑事生命を絶たれ、警視庁警務部監査官室に異動になった。
その後、第5作目「アンフェアな国」では新宿署組織犯罪対策課暴力捜査一係に異動することになる。