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この項目には『ブルーアーカイブ対策委員会編3章』における重大なネタバレが含まれます。閲覧する際は十分ご注意ください。

概要

対策委員会編3章においてその存在が明かされたかつてゲヘナ学園のトップに立っていた人物

朝霧スオウによると「鉄拳政治を用いてゲヘナ学園を治めた暴君であり、天才策略家であり、発明家であると同時に政治家だった」という。

2年前にキヴォトスを混沌に陥れたらしく、エデン条約も実は連邦生徒会長が彼女に対する奇策であったと言われている。

それほど恐れられた人物であったが、部下のせいであっさり失脚したらしく、現在はゲヘナを卒業し、キヴォトスからも離れているらしい。

ここで言う「卒業」がどういう意味を持つ言葉であるのかは現在のところ不明。

また、上記のとおり当時のキヴォトスを恐怖のどん底に叩き落していた人物でありながら、スオウからその存在のことを聞かされた小鳥遊ホシノは存在そのものを知らなかったりと、そのような面でも非常に謎が多い人物である。

現ゲヘナの中心人物である羽沼マコト空崎ヒナも雷帝とは何か浅からぬ縁がある様で、雷帝に関する案件に限っては平時の対立も完全に鳴りを潜めるほど。

このあたりから当時のゲヘナを知る者たちからはいまだに相当危険視されている事が覗える。

雷帝の遺産

前述の通り、雷帝と呼ばれた人物自体は現在キヴォトスにはいないのだが、彼女が遺した数々の発明品はキヴォトス各地に残されており、そのどれもが(十全な完成品であれば)キヴォトスを一瞬で危機に陥れる代物ばかり。

こうした「雷帝の遺産」はあまりにも危険な事から、今でもマコトやヒナといったゲヘナ上層部はこれらを追い続けて処分しているという。

どれ程の影響を残したかは、半分ギャグ時空に生きているマコトが、終始大真面目な態度で一切の痕跡も残さないレベルで徹底した破壊作業にあたっていた事からも想像できる。

一覧

対策委員会編3章に登場。作中で初めて登場した雷帝の遺産。

当時のアビドス生徒会と共同で開発した列車砲。詳細は個別ページにて。

余談

日本では「雷帝」というと16世紀のモスクワ大公であるイヴァン雷帝ことイヴァン4世のイメージがあるが、ゲヘナ学園のイメージモデルはロシアではなくドイツである。

また、グローバル版での英語表記は「Tyrant Emperor」で「Terrible」ではないことから、イヴァン雷帝との関係性は低いと考えていい。

おそらく、日本語で上記の表記をそのまま訳してしまうと「暴君皇帝」という少々おかしなネーミングになってしまうので、それっぽい雰囲気の言葉で意訳したのだろう。

なお、韓国語での表記は日本版同様「雷帝」を意味する「뇌제」である。

一部考察界隈では、正体は同じゲヘナの万魔殿所属の丹花イブキなのではと推測されている。

上げられる理由として

●飛び級とは言えども、高校生達と肩を並べるにはあんまりな幼さと周りからの可愛がられ方が異常である(

彼女の例もあるが)こと。

●彼女の髪色が、雷帝の「雷」を連想させる黄色であること。

●限定イベント「陽ひらく彼女たちの小夜曲」にて、チアキの口から、「イブキの可愛さ百万ボルト!」という発言がでたこと。

……などから、イブキは幼児化されられているのでは?と考察されている。

しかし、上記のグローバル版の表記から雷は特に関係していない可能性も高い。

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雷帝(ブルーアーカイブ)
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