概要
非常事態宣言が発令される主な対象として内乱、暴動、大規模テロ、大規模災害の他に鳥インフルエンザやエイズ、エボラ出血熱などの疫病も含まれる。
非常事態宣言が発令されると警察・軍隊など公務員の動員、公共財の徴発、法律に優位する政令の発布が行われ、令状によらない逮捕・家宅捜索などが許可される事の他、報道や集会の自由など自由権が制限される。
近年では2015年11月のフランス・パリ同時多発テロ事件発生による非常事態宣言、2020年春(日本では4月8日)のCOVID-19感染対策のための緊急事態宣言などがある。
また、外国にいても自国へ発動することも可能なようで、実際にそれを行ったこともある。