CV:悠木碧
概要
羽海野チカ原作のマンガ・アニメ「3月のライオン」の登場人物。
川本家の次女・ひなたのクラスメート。
ひなたの幼馴染・佐倉ちほを理由もなくいじめたことでちほを庇ったひなたと対立、執拗ないじめに耐えかねたちほが転校したことでいじめの対象をひなたに変える。
事の顛末
絶え間なく続くいじめ、ひなたは担任に助けを求めるが相手にされることなかった。
苦しみにたえかねてひなたが姉・あかりと零にいじめの実態を打ち明けたことで祖父・相米二と零が信頼する板橋高校の教師・林田高志の知るところとなる。
相米二は幼馴染のちほを助けたひなたを「自慢の孫」と褒め、「胸を張れ」と言い、傷ついたひなたを家族で支えることを決意する。
一方、零の相談を受けた林田は「いじめに完全な解決法はないから、できるだけ彼女のそばにいて話を聞くように」とアドバイスする。
いじめはさらにエスカレートし、対象が担任にまで広がっていく。
担任は「いじめがあったことに気がついていた」と語り、「毎年のようにクラスで起こっていた」、「他人にこんなことをしているヒマがあったら勉強しなさいよ」と恨み言を語りはじめる。
半狂乱の教師の姿にだれも声をあげる者はなく、生徒に憎悪をぶつけ続けたあげく担任は倒れ、クラスに姿を見せることは二度となかった。
ここに至って学校側もついに動いた。
学年主任国分が臨時にクラス担任に就任、事態の解決に乗り出した。
いじめた側の高城家といじめられた側の川本家、双方の保護者を呼び、話を聞くこととなった。
「(めぐみが)いじめた証拠があるんですか?」というめぐみの母(cv:新井里美)に対し、国分は動じることなく「目に見えるいじめの証拠が出るわけがない。被害者の川本がいることが証拠なんですよ」と答える。
決着がつき、投げやりにめぐみはいじめを認める。
しかし、反省はしておらず「がんばれば、なにかいいことがあるんですか?」と将来に対する不安がいじめの動機であると語るが、もちろん、ちほとひなたに原因があるわけではない。
めぐみの深刻な問いに国分は、めぐみの母との対応をいやがる新任教師の小見川(cv:下山吉光)に担任をゆだね、めぐみには「自分で考えるしかない。自分の大きさがわかれば、答えもわかるはずだ」と答える。
めぐみは知る由もなかったが、小見川はめぐみの内申書を「いじめを主導した、彼女の罪状をありのままに書く」と国分に宣言していた。
余談
めぐみの母を演じた新井里美と小見川を演じた下山吉光氏はご夫婦である。
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被害者