観客いじりが得意な魔界劇団の道化役。
型破りなアドリブで、いつ何時でも笑いを取ることに貪欲。
カードテキスト
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスター1体と
自分フィールドの「魔界劇団」Pモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
(1):このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのコントロールを相手に移す。
(3):1ターンに1度、このカードのコントロールが移った場合に発動する。
このカードの元々の持ち主は自身の魔法&罠ゾーンにセットされた「魔界台本」魔法カード1枚を選んで破壊できる。
(上述した文章は魔界劇団-コミック・リリーフのカードテキストより引用した。)
概要
瓶底眼鏡をした鬼の役者。カイゼル髭にふくよかな2.5頭身体形は、アニメ作中で魔界劇団の使用者であった沢渡の父親を思い起こさせる。
白髪と赤紫色の肌に2本の角、猪・豚のような形の立ち耳、ギザ歯を持つ。魔界劇団の紋章は右頬に刻印されている。
白シャツと4つの眼球をあしらったオーバーオールを纏い、パーティーハットを被っている。
名前の由来は「滑稽な芝居要素、あるいはそれを行う役者」を表すコミックリリーフ(comic relief)という演劇用語から来ている。
コミックリリーフは役者の固定的な役割ではなく、悲劇の劇中に於いて観客の緊張をほぐす、あるいは物語の悲劇性を際立たせるために喜劇的な要素を挿入することを指す。
コントロール転移ギミックを含みつつも、アタッカーの的になって相手のライフポイントを大きく削るのを抑制する効果を持っているのも、その喜劇的要素を踏襲するためともとれる。
2018年6月発売の「デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編3-」に収録された。
魔界劇団-コミック・リリーフが描かれたカード一覧
この項目では「魔界劇団-コミック・リリーフ」のモンスターカード以外で該当キャラクターが描かれたカードを紹介する。
魔界劇団に関連する罠カード
カード名(英語名) | 各カード内容・イラストの詳細 |
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魔界劇団のカーテンコール (Abyss Actors’ Curtain Call) | 通常罠。イラストの向かって右側手前にて、舞台上に寝そべり両手で頬杖をつき上半身を起こして観客席を見つめている。尚、この時彼が髪に刺している一輪の赤い薔薇は、魔界台本「ロマンティック・テラー」のイラスト内でビッグ・スターがプリティ・ヒロインに差し出した薔薇と思われる。「デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編3-」に収録。 |