魔界劇団-ティンクル・リトルスター
まかいげきだんてぃんくるりとるすたー
大人顔負けの演技を見せる魔界劇団期待の子役。
まだ幼いが大舞台でも緊張を知らず才能を輝かせる。
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分は「魔界劇団」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃でき、
対象のモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
【モンスター効果】
(1):このカードは自分ターンには戦闘では破壊されず、
1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
(上述した文章は魔界劇団-ティンクル・リトルスターのカードテキストより引用した。)
物憂げな童女の姿をした人形の役者。大きな帽子を被り、バレリーナのようなクラシック・チュチュの衣装を身に着けている。左目のあるべき箇所に眼孔は無く、魔界劇団の紋章が刻印されている。確認できる右目の色は金色である。顔のパーツを付け替えられる人形を模した切れ込みが、右目の下から顎にかけて入っている。又、口を開閉できる人形を模した切れ込みも唇の両端から顎にかけて入れられている。
唇の両端の切れ込みは、同じく人形の姿をしている魔界劇団-ビッグ・スターと同様の特徴である。ティンクル・リトルスターは顔の肌色もビッグ・スターと同じ色をしている一方で、首の下には金属のつなぎ目がある。ビッグ・スターは首から下の胸部・胴部は金属で出来た機械人形だが、ティンクル・リトルスターの首から下が金属製なのかは判別できない。
これ以外にもティンクル・リトルスターには、ビッグ・スターの頭部の形を模した帽子やチュチュの両足大腿部付近から貫くように見えている2本の角状突起(ビッグ・スターになぞらえたとするならば、この突起は大腿部の左右側面から伸びている)といったビッグ・スターとの類似が見受けられる。これら類似は、名前に「ビッグ」と「リトル」という逆の意味の単語を持つ両者を関連させるためと考えられる。
一方で、胸元のリボンや帽子に飾られたドクロの意匠や腰に下げられた鎖のような飾り、左右で異なる色柄のタイツ・形の異なるブーツといった正面から見て左右非対称な着こなしという点は魔界劇団-プリティ・ヒロインと類似している。
ティンクル・リトルスターは金色の金属製の爪を持つ機械の両手を持つが、プリティ・ヒロインや魔界劇団-メロー・マドンナのように鉤爪にはなっていない。
ティンクル・リトルスターの表情はどのイラストでも八の字眉をしており、カードイラストも含めてへの字口をしている場合も多い。そのため困り顔をしているようにも見えるが「魔界劇団のカーテンコール」では八の字眉のまま笑顔を浮かべており、常に憂いの感情を持っているのではなく表情を豊かに表すのが不得意なだけとも考えられる。
カードイラストでは大きな星型のぬいぐるみに座っているように見える。ぬいぐるみにはそれぞれ異なる顔があしらわれており、所々縫い跡が見受けられる。「魔界劇団のカーテンコール」のイラストではこのぬいぐるみに乗って飛翔するティンクル・リトルスターが描かれている。
名前の由来は「光輝く子役」と童謡『きらきら星(きらめく小さな星)』のダブルミーニングである。
2016年11月発売の「DIMENSION BOX LIMITED EDITION」に収録された。
この項目では「魔界劇団-ティンクル・リトルスター」のモンスターカード以外で該当キャラクターが描かれたカードを紹介する。
魔界劇団に関連する魔法カード
カード名(英語名) | 各カード内容・イラストの詳細 |
---|---|
魔界劇場「ファンタスティックシアター」(Abyss Playhouse - Fantastic Theater) | フィールド魔法。イラストの中央の向かって右側にて、チラシ配りをするプリティ・ヒロインの隣で呼び込みをしている。2018年6月発売の「デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編3-」に収録。 |
魔界劇団のゲネプロ | 通常魔法。リバティ・ドラマチストが見守る通し稽古の最中、ティンクル・リトルスターは星型のぬいぐるみに乗って操るものの、なかなか上手くいかないようだ。2022年10月発売の「PHOTON HYPERNOVA」に収録。 |
魔界劇団に関連する罠カード
カード名(英語名) | 各カード内容・イラストの詳細 |
---|---|
魔界劇団のカーテンコール(Abyss Actors’ Curtain Call) | 通常罠。イラスト向かって左側の上部にて、星型のぬいぐるみに乗り飛翔しながら観客に微笑みかけている。2018年6月発売の「デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編3-」に収録。 |
魔界劇団のモンスターが描かれているカード
カード名(英語名) | 各カード内容・イラストの詳細 |
---|---|
盆回し(Set Rotation) | 速攻魔法。場面転換のためターンテーブルが回転する合間に、プリティ・ヒロインと共に観客に愛嬌を振りまいている。もっとも愛嬌を振りまいているといっても表情は八の字眉にへの字口のままではある。2017年1月発売の「マキシマム・クライシス」に収録。アニメ・漫画には未登場。2018年6月に魔界劇団のフィールド魔法(魔界劇場「ファンタスティックシアター」)が収録されたことにより、魔界劇団デッキに採用可能になった。 |
スタンド・イン(Stand In) | 速攻魔法。プリティ・ヒロインとファンキー・コメディアンの背後に、ダンディ・バイプレイヤーと共にいる。二人は会話しているように見える。あるいはティンクル・リトルスターが星型のぬいぐるみを持っていることから、二人で舞台本番前の準備をしているとも考えられる。2019年1月発売の「DARK NEOSTORM」に収録。 |
魔界劇団-ティンクル・リトルスターはアニメ・漫画には未登場である。
だが、2016年12月に開催されたジャンプフェスタ2017の1日目及び2日目の声優スペシャルデュエルステージにて、アニメ『遊戯王ARC-V』及び漫画『遊戯王ARC-V最強デュエリスト遊矢!!』に於ける魔界劇団の使用者沢渡シンゴ役の声優がペンデュラム召喚の際に使用した。さらに1日目のデュエルに於いては(舞台用の演出であるとはいえ)勝利を収めている。