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黒ネコのタンゴ

くろねこのたんご

「黒猫のタンゴ」は1969年に発表されたイタリアの童謡のこと。原題は「ヴォレーヴォ・ウン・ガット・ネーロ」"Volevo un gatto nero"(「黒ネコがほしかった」の意)。日本では皆川おさむの歌ったバージョンがよく知られる。日本だけでなく多くの国でカバーされている。
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原曲「ヴォレーヴォ・ウン・ガット・ネーロ」

  • 作詞:マリオ・パガーノ、アルマンド・ソリチッロ、フランチェスコ・サヴェリオ・マレスカ
  • 作曲:マリオ・パガーノ

当時4歳の少女だったヴィンチェンツァ・パストレッリによる歌唱がオリジナルバージョンで、レコードは900万枚を売り上げた。
イタリアで1959年から毎年開催されている童謡コンテスト「ゼッキーノ・ドーロ」(Zecchino d'Oro)の1969年3月開催の第11回において第3位を受賞している。ちなみにゼッキーノ・ドーロには第5回の「ママごめんなさい」、第7回の「ちびっこカウボーイ」、第10回の「四十四匹のねこ」「トレロ・カモミロ」などなど、日本でもよく知られた歌が多々出場している。

歌詩の内容は「ワニと交換で」「キリンと交換で」「ゾウと交換で」「動物園まるごととの交換でもいいから」と黒猫を貰う約束をした男の子が白猫を渡され、相手の嘘をなじって絶交を言い渡すというもの。

歌ったヴィンチェンツァ・パストレッリは、ゼッキーノ・ドーロに出た後に童謡歌手としてデビューしたものの、後に一切の歌手活動をやめている。
しかしそれでも世間的にはこの歌の歌手として記憶されているようで、2007年に売春あっせんと麻薬売買の疑い(関連リンク参照)をかけられ逮捕されたときに、マスコミ各社は「『黒猫のタンゴ』のヴィンチェンツァ、逮捕される!」と派手な見出しでニュースを報道した。
朝日新聞の取材にパストレッリは「あの歌は二度と歌いたくないが皆川とならデュエットしたい」と語っている(朝日新聞2011年8月6日朝刊別刷りBe)。

日本語カバー「黒ネコのタンゴ」

  • 編曲:小森昭宏
  • 日本語詞:見尾田みずほ

1969年10月5日に皆川おさむのデビュー曲として発表され、レコードは200万枚以上を売り上げた(正確な枚数は資料により223万であったり260万であったりするらしくはっきりしない)。
レコードのB面には置鮎礼子の歌う「ニッキ・ニャッキ」(原題:Nicchi Sgnacchi Mucchi Mucchi、原詞・作曲:アンナ・ヴェントゥリーニ、日本語詞:山上路夫)が収録されている。こちらも同じく第11回ゼッキーノ・ドーロの入賞曲である。

歌詞の内容は前述した原曲のそれとは全く違い、「僕」が自分の黒猫を「僕の恋人」と呼んで可愛がるというもので「黒猫」以外のキーワードが残っていない。
レコードのジャケットには「話題集中!! 大人のための子供の歌!!」というコピーが書かれていて、実際に地域によっては童謡ではなく一般の歌謡曲の扱いで販売された(当時のレコードは歌謡曲は課税されるが童謡だと非課税だった)。

その他の国では

韓国フィンランドフランススペインなどでもカバーされた。
オリジナルであるイタリア語版の内容を忠実に翻訳したバージョンもあるが、日本語版と同様、まったくオリジナルの歌詞をつけた作品もある。なかにはかなりのヒット曲となったものもある。

また日本から他国への輸出もあった。
アメリカ、オランダなどへは前述の皆川おさむによる日本語カバーバージョンがそのまま輸出されて販売。
その他にイタリア語、英語、ドイツ語、フランス語等に訳して皆川おさむ歌唱で収録したというバージョンも存在し、それぞれの言語圏へ輸出された。その中のイタリア語版は日本語版の歌詞の内容を意訳したもので、曲名も「イル・タンゴ・デル・ガット・ネーロ」"Il Tango Del Gatto Nero"となっている。

関連タグ

童謡 ネコ/ねこ/
だんご3兄弟:1999年4月7日発売のシングルCDでのカップリング曲である。
野中藍:「夏のあらし!キャラクターソングアルバム・歌声喫茶方舟」にてカバーしている。

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